幸せという言葉
読んだらぜひ感想・意見・評価お願いします。
凹むとかどうとかじゃなくて,本当にこの小説書いてていいのか不安になってきました・・・。
ぜひぜひ,書いてみてください。
お願いします!!!
「桃香〜,ほら。こっち向いて,向いて〜!」
パシャ!!
カメラの音と桃香の笑顔。
今日は桃香の1歳の誕生日。
「さぁ,じゃぁケーキ食べましょうか?」
母さんの声と甘いケーキの匂い。
「うん!食べりゅ!」
桃香の愛らしい声と切り分けられたケーキ。
んじゃ,ここでクイズ。
ここは何処でしょう?
1・日本
2・アメリカ
3・天国
こんなに,解りやすい選択肢で間違える奴
まさかと思うけどいねぇよなぁ??
そう,2番のアメリカに俺達は居る。
あれから,よく考えて逃げ場は此処しかないって結果になって・・・。
1ヶ月くらい逃亡してたんだけど5ヶ月前にここに来たって言うわけ。
まぁ、そんなこんなで今日は可愛い桃香の1歳の誕生日。
まだ,歩けないけど多少は口が聞けるようになった。
んでさ,可愛いんだぜ。俺の事何て呼んでると思う?
実はさ・・・・
「パーパ,はい,ケーキ。」
え?今の誰かって?桃香だよ。も・も・か!
俺の事“パパ”って呼ぶんだ。可愛いだろー。
だから俺もパパ気取り♪
でも,俺さこっち来てから買い物行くだけで
ヤンキーに絡まれるんだよな。
俺は昔っから売られた喧嘩は買うもんだから
俺には生傷が絶えない。はぁ・・・。
だから,桃香と買い物なんてそうそう行けなくなった。
でも・・・,だからこそ時々行くのが嬉しい。
「パーパ!!ケーキ!!」
桃香の声でハッと目が覚める俺。
「あ,ごめんなー桃香。ありがとう」
そう言って俺は桃香の額にキスした。
母さんがこの変態!なんて言ったけど気にしない気にしなーい♪
でも,やっぱり時々・・・水価の事を思い出す。
母さんにはその事話してない。・・・話せるわけが無い。
俺は桃香を見た。
ケーキを美味しそうに食べる桃香。
俺の・・・・・・・・
そこでいつも言葉が詰まってしまう。
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幸せって言葉は俺達の為にあるんじゃないかって考えはじめた今日この頃。
聞いてくれよ!桃香が歩けるようになったんだ!
そんでさ!ここからが驚きだぜ!!
「桃香ー,こっちおいでー。」
俺は歩けるようになった桃香に手招きをして俺の所に呼んだ。
桃香はテチテチとこっちに向かって来る。
そして、おれの所まで来た・・・・と思ったらいきなり
「パーパ,だいしゅきvvv」
って言って抱きついてきたんだ!!
俺もう可愛くて可愛くてギュウって抱きしめ返しちまったよ。
本当に本当に幸せで・・・・。
それでも,5年経った今は後悔だらけで・・・。
いきなり一年後に来ました。
五年経った今唐御が話している後悔とはどんなものなのでしょうか??(?_?)
それは桃香が4歳の時・・・。