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2024 俳句ノート

夕さりて

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夕さりて雲に残るは夏の色


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 夕焼けの中で、なだらかな稜線上に均一に並ぶ鉄塔は、ガラスのテーブルに付いている金属の足のように、光ることも翳ることもなく、空を支えているように見えます。


 十数本もの鉄塔に被さる薄く平たい雲は、暗い空にテキーラサンライズのグラデーションで燃えているようで、フィルム撮影のコマーシャルを見せられているようです。



 SF・ファンタジー・仮想現実の世界設定でよくある朝焼け・夕焼けの空の色が一日中続く世界というのは、白夜・極夜と同じで、ずっと住むには向いていない気がします。


 青い空の色に安心感を感じるのは、単に慣れの問題なのでしょうか。



「夕さりて雲に残りし色の夏」

「夕さりて夏の名残の色の雲」

「夕さりて雲に残れり夏の色」

「夕さりて/雲にのこりしなつのいろ」

「夕さりて

 雲にのこりしなつのいろ」



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