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ある日始まる魔導書との物語  作者: 霧雨
序編 始まりの物語
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エピローグ

自分が書きたい魔法バトル系の小説を書いていきます!何かしらの作品の影響は受けてるかもしれないですが、温かく見守って頂けると嬉しいです!

『おい、早く起きろ。遅刻するぞ我が主よ』


朝早くそんな声が俺の脳に直接語りかけてくる

ついこの前まで聞こえてくることはなかった声


「はぁ…もう朝か、おはよう。」


『うむ、さっさと起きて飯食って学校行くぞ』


この語りかけてくる声に姿は無い。強いて言うなら手のひらサイズの魔導書が話しかけてきている、なんとも非現実的な光景だ。


「なんて言うか、随分と馴染んだなお前も」


『?なんだ急に、そりゃ1週間もすりゃ慣れるだろうさ。まぁまだこの世界には慣れてないけどなー 主とは24時間ずっとくっついてるわけで、この1週間で色んな事を知れたさ』


そう、1週間前。全てはそこから始まった。



~1週間前~

「今日も何の変哲もない1日が過ぎたなぁ」

俺はそんなことを呟きながら1人街中を歩く。

しばらく歩き広場のようなところに出るとそこには人集りが出来ていて1人の男が何か芸をやっていた。


「さぁさぁ!ここにあるのはなんの変哲もないトランプです!今からこれを何と!一瞬にして消し去ってみたいと思いまーす!!」


男はそんなことを言うと手にトランプを置き、そして指折りで3秒数える。指の数が0になった瞬間見事にトランプは手から消えた。


「「「おぉー」」」


広場に集まった人達は皆感心していた。


「(発火魔法か、無詠唱で行ったからみんな魔法だとは思ってないんだな。にしてもこの男…)」


俺は男のことが少し気になりながらも完全下校時刻を過ぎそうになったのに気づきその場を離れた。



ここは魔法が当たり前にある国

『魔導神都オリエンティア』

魔法は日常に溶け込み、先のように芸事として魔法を使う者もいれば、仕事として魔法を使う者もいる。言わば無くてはならないものだ。


そう、この世界において魔法が使えることは当たり前で、絶対条件である。故にこの世界に生まれた者は必ず魔力を宿し、魔法を使うことができる





そうであってくれと願う者はいるが、現実はそうでは無い。事実ほとんどの人が魔力を宿し成長するに連れて魔法が使えるようになるが、稀に魔力を宿さない者や魔力を宿していても魔法が使えるようにならない者がいる。この世界においてそれらの者は『出来損ない』『未完成品』『無能力者』などと呼ばれていた。




これは魔法を使うことが出来なかった1人の少年が伝説の魔導書と出会い、世界を正しき姿に導く物語である。




説明せずにいきなり始まって訳がわからないかもしれないですが、次の話で伝説の魔導書ちゃん(女の子)との出会いの話はします!

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