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南無南無列車

「あぁ、もうええかな」

生気の無い目で私はそう呟く。なされるがままに生きていた人生。親の目、人の目を気にして生きてきた今まで…これで終わりだと思うと、なぜか高揚する自分がいる。自らを手に掛けることは世間一般的に「逃げ」だと思われがちだがそれは違うと私は思う。私は私に対する不幸や不遇を自分自身で受け止めれる勇敢な決意のある人間だと誇っていいだろう。死人に口なしとよく言われるが、私が私でなくなる後に残すもの、それは言葉よりも重いものになるだろうと考えると胸の高鳴りを覚える。「嗚呼、よし行くか」


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