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サポート妖精の保身術  作者: 鮭茶丸
第1章【チュートリアルは簡潔に】
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第9話『前哨戦』

「グルルル・・・」


 低い唸り声をあげるフォレストウルフの視線の先には、木の板により狭めれらた洞窟に入口があり、奥にはたいまつの灯りに照らされた、一体のスケルトンの姿があった。スケルトンは木製の盾と石槍を構え、こちらを迎え撃とうとしているように彼らには見えた。


 スケルトン一体であるのなら、彼らの敵でない。狭い通路での戦いは確かに、俊敏性が取り柄である彼らの苦手とするところではあったが、彼らは4体。たった一体に負ける道理は無い。踏み込めば勝てるという自信が彼らにはあった。


 しかし、今まで窮地を救ってきた〈獣の勘〉がフォレストウルフの足を止めていた。本当に一体だけか、そんなはずは無い。これが何等かの罠であり、無策に踏み込めばやられかねないという予感が彼にはあったのだ。


 だが、踏み込まなければ、何があるのかわからないのも事実である。それを知るためには生贄が必要だ。


「グルァ‼」


「「「・・・‼」」」


 フォレストウルフは自らの群れへと目を向け、指示を出すと3体のウルフ全員が洞窟に向けて走り出す。そのまま、突破できるなら良し。できなくとも、ある程度被害を与えることができれば良し。フォレストウルフは座り込みながら真剣な瞳でウルフらが突入しようとするその一本道を見た。


 3体のウルフは直線一列となり、狭い通路へと入っていく。狙いは通路の先にいるスケルトン1体のみ。先頭を走っていたウルフは、全速力で通路を駆け抜ると、大きく跳躍し、スケルトンめがけて鋭い爪と牙を光らせながら飛び掛かる。それに合わせるように、スケルトンが盾を上に上げたのを見、後方にいたウルフは姿勢を低く取りながらさらに加速した。それは、前を走るそれの攻撃が防がれることを予見してのものであり、盾の下を通し攻撃するための行動であった。


「グルルルア‼」


「カラン‼」


 バンッという鈍い音が鳴り、ウルフの牙が盾に防がれる。その瞬間、後方のウルフらの行動を察した彼は盾についた脚を蹴り後ろへと跳ぼうと力を籠める。だが、それよりも早く正面のスケルトンの左右から伸びてきた2本の槍が彼の喉へと突き刺った。


「グガッ!?」


 突如現れた2本の槍により吊るしあげられ動きが止まった瞬間、正面にいたスケルトンは盾とは反対の手に持った槍で、その無防備となった彼の胸を突き刺す。そして、その一撃が致命傷であることを確信したスケルトン達は、素早く盾にウルフの体を引っかけ突き刺さった槍を抜いた。


 彼は槍の抜けた傷口から夥しい程の血をまき散らしながらその体を、最高速で下から強襲しようとしていた、後方のウルフらの進路上に晒し絶命した。


—————————————————————————————————————


「まずは、1匹うまくいきましたね。アイン、次の準備お願いします。ガマ吉とガマAも準備していてください」


 アインと共有している視界から、その様子を見ていたノエルはそう言うと


「ゲゴォ・・・」


「”卑劣”って、この程度の事でそんなこと言われたくないんですが」


「言ったでしょ?防衛戦の基本はいかに集団で一人を叩くかだ、と。攻め込んでくる敵をどこに通すか、どう攻めさせるか。それをコントロールし、集団であるアドバンテージを潰し、孤立させ、最大火力で1人ずつ丁寧に排除する。それが私の考える防衛戦というものです」


 それは彼女がゲーム時代に積み上げてきた基本の戦術であった。襲撃者の行動パターンを把握し、閉鎖的な通路に誘い込み、罠と状態異常で磨り潰しながら、弱り切った所を通路を抜けた先で一斉攻撃。それがノエルの掲げる防衛戦必勝の策。


 無論、現状の労働力ではそこまで長い通路も強力な罠も作ることはできないのは彼女も理解していた。だが、基本的な戦法は変えるつもりはなかった。誘い込んで殺すという目的を最低限達成できるだけの陣地と配置を作り上げる為、彼女は尽力した。それ以外の戦い方を知らないともいうのもあるが、何よりもノエルにとってそれが最も自信があり信用のある方法であったからだ。


(まずは基本であった、1対多の状況を作ることには成功したな。とはいえ、やったことは正面からは見えないように、左右に槍持ちのスケルトンを配置したってだけだがな。ここからが本番だ)


 策の一つが見事に刺さり、敵を撃破したことに安堵と興奮を覚えながらも、先頭がやられたことで急ブレーキかけるように最後方のウルフがつんのめる形で止まったのを確認し、ノエルは声を張り上げえた。


「・・・脚が止まった、プランBへ移行します‼」


—————————————————————————————————————


 ウルフたちが足を止めたのは、決して進路を妨害されたからだけではない。このまま進めば同じようになるのではという恐怖が彼らを縛り上げていた。


 しかし、それでも彼らは逃げはしなかった。彼らが逃げ出さないのは、フォレストウルフへの恐怖故、元々彼らはフォレストウルフの力に屈服したもの達。群れを乗っ取られた際、フォレストウルフに逆らった仲間が殺されていくのを見せつけられ続けたもの達であった。


 暴力による恐怖は骨の髄まで味わっている。だからこそ、目の前のその光景を目撃し、恐怖に震えるのは仕方のないこと。この状況ですぐにでも逃げ出したい恐怖と命令を遂行しなければという強迫観念から、一瞬でも足を止めたのも仕方のないことであった。


 だが、その一瞬の隙が彼らの退路を完全に断つこととなる。


—————————————————————————————————————


「ガマ隊突撃‼」


「「ゲゴォ‼」」


 ノエルの号令と共に、ガマ吉と追加で召喚されていたもう一体のフロッグは、手に石斧を掲げ、大きく跳び上がった。そして、壁の上部にできた隙間から通路へと跳び込むと、そのまま、最後方にいたウルフめがけて、その石斧を振り下ろした。


「グルァ!?」


 突然の奇襲にウルフは驚いたような声を上げ、それを聞いたノエルは小さくガッツポーズを取り、ほくそ笑んだ。


「〈跳躍〉の移動条件は「視界が通っている」事、つまり〈視界共有〉を使えば壁の向こうにだって跳べる。もちろん物理的に移動できる通路があれば、だけどね」


(正確には、「あれば跳べる」じゃなくて「無いと跳べなくなった」が正しいんだがな)


 ゲーム時代〈視界共有〉は〈跳躍〉よりも後に実装されたスキルであり、対象を視界から決定するスキルとの相性の良さから、重宝されながらも、多くの不具合を生み出したスキルでもあった。


 その一つが今回ガマ吉らが使用した、跳躍壁抜けと呼ばれるものである。これは〈視界共有〉で見えている範囲であれば、間に何があろうともそれを無視して〈跳躍〉による移動が可能というものであり、その利便性から多くのプレイヤーに悪用されていた。そのためか、〈視界共有〉実装後すぐに修正が入り、天井が無い場合や飛行ユニット用の通路が無い場合は使用できない制限が付いた『AbyssGate』の小技の一つである。


(だが修正されても、飛行ユニットが飛べるだけのスペースを作れる拠点内なら問題なく運用可能。しかも今回アインの視界からは、俺のいる通路の裏側まで映っている。ガマ吉達はいざとなれば壁を越えてこちら側へ戻ってこれる。通路にいる限りいつでもどこでも奇襲可能、離脱可能な遊撃隊。相手からしたらたまったもんじゃねぇだろうなぁ)


「くひひ・・・」


 ノエルは口角を吊り上げ、邪悪な笑みを浮かべる。それは、この跳躍壁抜けがこの世界でも通用するうえ、もしかすればゲーム以上に有効な手である可能性を感じていたからだ。


 


「ゲガッガッ‼」


 一方そのころ頭から血を流しながら、何が何だかわからないといったように、声を上げたウルフの退路を塞ぐように、入り口側へと着地するガマ吉は、彼らを挑発するように下卑た笑い声をあげていた。


「グルルルル‼」


 それに憤慨したように唸り声をあげた最後方にいたウルフは退路を開く為、彼らに向けて鋭い爪を振り下ろしフロッグの皮膚を浅く切りつける。だが、ガマ吉はそれを寸でのところでかわすと大きく〈跳躍〉し、通路の壁の裏側へと消えていくと、ノエルの横へと着地すると同時に彼女の拳がガマ吉の脳天に突き刺さる。


「グゲ‼」


「馬鹿‼何帰ってきてるんですか‼早く戻って、貴方達の役目は時間稼ぎでしょうが‼」


「ゲゴ・・・」


「私と違って一撃受けた程度じゃ死にゃせんでしょう‼ほらさっさと行ってこい‼」


 そうノエルに急かされたガマ吉は、渋々といった様子で〈跳躍〉し、再度通路のいるウルフへ一撃を放つ。しかし、既に一度その動きを見ていたからか、ガマ吉の動きを察知したウルフは、通路奥側でスケさんとにらみ合いを続けているもう1体のところまで退避する。


 背中合わせ、いや尻尾合わせとでも呼ぶべき状態となった二体のウルフに対しじりじりとスケさんとガマ吉達は詰めていく。その時、


「ワオォォォォォン‼」

 

 洞窟の外から、けたたましい遠吠えが響き渡った。それに呼応するように、2頭のウルフは筋肉が膨れあがり、爪が伸び、眼を血走らせる。そして、身体に溜まった力を解放するかのように、大きく口を開けて吠えた。


「「ワオォォォォォォオォオォォォン‼」」


 後方の1頭がガマ吉達に向かって走っていく。もう1頭の方もそれに合わせるようにスケさんを牽制しながら、入口へと後ずさり始める。フォレストウルフから〈号令〉を受けた彼らはようやく撤退を選択することができた。だが、



「〈号令〉か、でも使うのが少し遅かったですね」



 アインの視界からガマ吉らを突破しようとしているウルフを見ていたノエルは、その鋭い爪がガマ吉に迫りくるのを見て、大きく手を叩いた。


 その瞬間、ウルフの両側の壁からバキリという音を立て、穴が開き、彼めがけて2本の槍が突き出した。


「ガマ吉達の役目は誘導と時間稼ぎ。もしもっと早く〈号令〉が来ていたら、逃がしはしないけど、槍が来る前にガマ吉達のラインは突破できていただろうに、かっわいそう♪」


 その様子を見ノエルはほくそ笑んだ。


 この通路の壁には予め壁が薄い所と厚い所を作っていた。それは、先頭の者がやられ、全体が後ろに下がるか停止した際に、ガマ吉らが彼らを足止めしているうちに、最初スケさんと共に、先頭を倒したスケルトン達を動かし、通路の裏側から薄く作った壁を突き破らせ槍で攻撃させるというノエルの作戦であった。


 薄い壁の場所は決まっている為、ガマ吉が誘導し、敵の位置をアインと〈視界共有〉しているノエルがタイミングを合わせて指示さえ出せれば、見えない位置から一方的に槍で敵を串刺しにできるという事だ。


 ウルフは驚きながらも身体を捻りそれをかわそうとするが狭い通路、勢いのついた体ではそれもままならず、逆に脚を挫きながら横に倒れこんだことで、槍が深く突き刺さる。


「グルゥギャァ!!!」

 

 悲痛な叫び声をあげた彼は、深く突き刺さり抜けることのない槍先から溢れる血で、地面に大きな血の池を作りながら倒れ、意識を失った。だが、後ろでそれを見ていた最後の生き残りである一頭にとってそれは最大のチャンスであった。


 彼は跳んだ。瀕死の仲間を踏み台にし、外へ続く通路を駆け出す。


「ゲゴ‼」


 突如凄まじい勢いで突進してきた最後のウルフに対し、ガマ吉達は外へは行かせまいと斧を振り上げ飛び掛かった。


「グルァ‼」


「ゲギャ!?」


 しかし、それを予期していた彼は〈号令〉によって強化された腕力を振り回し、飛び掛かってきたガマ吉らを逆に殴りつけ、壁へと叩きつける。そして、壁に叩きつけられた衝撃で斧を手から落としたガマ吉にかまうことなくその場を走り抜けた。


 槍持ち二人は未だ仲間の体から槍を回収できていない。後ろのスケルトンは足が遅く追いつけない。フロッグは斧をなくした。障害は全て排除した。あと数m走り切れば、逃げ切れる。彼はそう思っていた。


「グ、ガガッ・・・!?」


 突如として彼の体は痙攣をおこしながら地面へと倒れこんだ。彼自身何が起こったのかは皆目見当がつかなかった。ふいに妙な寒気を感じ、眼球だけを動かし上を見上げる。その時初めて彼は、この洞窟の天井が、入口の高さよりも高いことに気が付いた。そして天井で瞳を怪しく光らせる異形の怪物の存在に気が付いた。


「アイン、ナイスですよ。〈号令〉が入ってたので抵抗されるか少し心配でしたが、流石ですね」


[パタパタ‼]


 その声に嬉しそうに羽を揺らしたそれが、今自分を這いつくばらせている張本人であることに気が付いたその時、彼はこの洞窟に足を踏み入れた時点で初めから逃げ場などなかったことを察した。


—————————————————————————————————————


「では、スケA・Bは槍を抜いたら『麻痺』が解ける前にそいつの処理を。あ、壁越しでお願いします。ガマ吉とガマAは瀕死のそれを引きずって一度撤退、落とした斧も忘れないように。スケさんも近くのウルフの死骸を通路から中に入れちゃってください邪魔なんで」


 ノエルは襲撃者であるウルフら3体を撃破した彼らに指示を出す。名前の無い奴らにはとりあえず種族の後ろにAやBとつけ呼んでいく。不思議なことに、事前に本人に確認を取ったわけでもないのに、彼らはノエルにその記号で呼ばれるのが当たり前のように動き出す。各々がノエルの指示に従い動き出す中、スケさんは洞窟の外を指差しながらノエルの方へと目をやった。


「カラン」


「・・・結局あいつはずっと見ているだけでしたね」


 当初の予定であれば、敵全員を通路に誘い込み、スケさんで先頭の1体ブロックしたうえでスケA・Bが攻撃、足が止まったところをアインの〈魔眼〉とノエルの〈妖精魔法〉で『麻痺』と『混乱』をばらまき、同士討ちを狙う作戦であり、ガマ吉ら遊撃隊は元々足止め役というよりは、『混乱』により乱戦状態の狭い戦場で、自在に奇襲と離脱が可能なアタッカーとしての意味合いが強かった。特にフォレストウルフ相手にガマ吉達が、足止めを十全にこなせるとはノエルは思っておらず、フォレストウルフに対しては状態異常で行動を縛りながら叩くことしか初めから頭になかった。


 しかし、本命であるフォレストウルフが仕掛けてこなかったことで、急遽ノエルとアインはMPを温存しなければならなくなり、今回のようにガマ吉らが逃走妨害用の足止めに駆り出されていたのだ。


 予定が狂い、フォレストウルフが来る前に殆どの仕掛けを使ってしまっていることに対し、ノエルは予行練習ができて良かったと思う反面、その全てをフォレストウルフに観察されていたことが気掛かりでならなかった。


「フォレストウルフがいつ仕掛けてくるかは私にもわかりません。ただ・・・」


 ノエルはそこまで言って言葉を詰まらせる。ゲーム時代は襲撃には、いくつか種類があり、中には襲撃部隊がいくら損害を受けようと途中撤退が無い襲撃が存在した。それが、この魔方陣起動時の襲撃であった。だが、ゲームの感覚で絶対仕掛けてくると言えるものか、彼女は不安だった。


(さっきの壁抜け時、あのウルフは確かに動揺していた。いや、当たり前っちゃそうなんだが、感情がある以上”絶対”の行動なんてあり得るのか?何より、自分以外全員やられたってなったら普通は逃げるのが当たり前じゃないのか?)


 ノエルは通路の終端から顔を出して、フォレストウルフの様子を見る。それは部下がやられ、たった一人となったフォレストウルフを見れば、何かわかると思ったからだ。


 だが、ノエルの視線の先にいたそいつは、じっとこちらを見つめていた。洞窟の奥に引きずられていく同胞に目もくれず、唯々、その通路の先を、感情のわからない獣の瞳で見つめていた。


(なんだこいつ。そもそもなぜ、3体全員を無策で突っ込ませた?さっきの戦いで奴自身が突入してこなかった所を見るに、この通路が戦力を誤認させ誘い込んで殺すための罠であることぐらいはわかっていたはず。だったら、様子見するにしても全員向かわせるなんてするか?何か考えがあるか、ただの無能か・・・)


 ノエルには彼の心内はわからなかった。ただその瞳は決して諦めているようには見えなかった。もしろ、その逆のようにも見えた。ノエルは、顔を引っ込めるとスケさんの方へと向きなおる。


「カラン?」


 眉間にしわを寄せ黙り込んでいたノエルをスケさんは心配そうにのぞき込む。


「いえ、どういうつもりにせよ、手順は変わりません。スケさんもそれ運んだら再度配置についてください」


「カラン!」


 その指示を聞き、大きくうなずいたスケさんを見ると、ノエルは自分に取り付いた不安を振り払うように頭を振ると、自身の配置位置へと戻っていった。


—————————————————————————————————————



 洞窟前、暗がりの中でフォレストウルフは惨殺された自らの同胞の死体を見ながら、息を吐き自身の考えに間違いはなかったと安堵していた。


 もし、あそこに向かわせたのが1体だけだったのなら。宙を跳ねるフロッグの奇襲も、壁を破る槍の追撃も知ることはできなかっただろう。


 もし、あそこに向かわせたのが2体だけだったのなら。目に見えぬ所からの魔法の拘束を知ることはできなかっただろう。


 もし、自身が何も知らずあそこにいたら。自分は死んでいたかもしれないという予感が、彼にはあった。フォレストウルフはその口角を吊り上げる。あの時下した、采配は自らの部下すべてを失うものであったが、それ以上の価値のある情報を得たのだ。彼が勝利を掴むための。


「グルルルル」


 フォレストウルフは立ち上がる。新緑の瞳をぎらつかせ、吊り上がった口に隙間からその獰猛な牙を晒しながら、その一歩を洞窟へと踏み出した。 



せ、戦闘描写が思った以上に難しい・・・。

あと、今回の話マスター一言も喋ってねぇ‼いや、戦闘に使えるスキルが一つも無いってのが悪いのだが。

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