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縛りプレイはほどほどに  作者: not two die
1/4

#0 前夜祭

 深夜1時


「んー、もうちょいムズくてもいいんだけどなぁ」

 

 自分の顔を煌々と照らすディスプレイに向かって呟く。

 慣れた手つきでログアウトを済ませ、PCの電源を切る。親の顔より見た愛用のゲーミングPCに背を  向け、部屋の一角を占領するベッドへと向かう。


そういえば明日って俺が日直の日だっけか?早めに迎えに来るとか言ってたっけ。


 布団に肩まで深々と潜り、襲い掛かる睡魔に身を任せる。

 眠りに落ちながら、明日は何の授業があったっけな、なんて考えてみたりする。


そんな面白味には欠けるものの、あくまで平和極まりなかった日常を僕たちが失うまであと少し。


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