4話
連れてこられた先は冒険者ギルドとでっかく書かれた看板を見つけた
いつも掃除しているのかかなり綺麗なギルドだ。それに賑やかなのか中から大きな笑い声や話し声が聞こえる
着いたようだね!ここが私が所属しているギルドだよ!ようこそユユトギルドへ!
ほら速くいこうぜ
え〜!私の言葉スルーしないでよ〜!
まったく。ほんとに騒がしいんだから
中に入ってみるとズラリと木のテーブルやイスがあり、まるで居酒屋みたいな感じだ。奥にはおっさん共が酒を飲んでいる
すると女の人に話しかけられた
いらっしゃい!私はユユトギルドの看板娘のライって言うんだよろしくな!
見ると身長160cmぐらいの高めで、胸が大きい美人なお姉さんがでてきた
ところであんた達冒険者登録手続きでもするのか?知らねえ面もいるようだし
そうです!冒険者登録しにきましたユリカです!
俺は祐一だ
私はネルトよ
おぉ!そちらのお二人さんは新人さんか!歓迎しよう。
早速、祐一とネルトにはこの手続き書に書いてもらう。ユリカは登録終わってるから書かなくていい
は〜い!わかりました!
そして俺達は手続き書を書き終えた
んん〜!!やっと終わったわね。一時間ぐらい書いていてだるかったわね
そんなこといってると白髪増えるぞ?あはは!
こんのデリカシーのないくそ野郎め!くたばりなさい!アシゲリ
やめてください!すみませんでした!
ふん。わかればいいのよ
お二人共仲良しだね〜ヒュヒュー
誰が仲良しだって!(ですって)
お前らこれで登録は終わっていないぞ。あとゴブリンやスライム討伐にいってもらう。
まじかよ!!どうやって戦えばいいんだよ…
そこは能力って奴を使って倒すんだよ!
あんたそんなこともわからないわけ?
初心者なんだからわかるか!ボケ!
そこは私ライが説明する。いいか能力ってのはな生まれつき人にある魔力値や身体値のことで、魔力値が高ければ高いほど魔法の威力があがる
身体値は魔法を受ける耐性のことだ。これも高ければ高いほど受ける魔法ダメージを限りなく無にできる
ちなみに魔法自体は練習すれば誰でも使える。どうだ?これで大体はわかっただろ
ライさんめっちゃわかりやすいぜ。ありがとう
私もそこそこはわかったわ
ライさ〜ん!ギルド内で魔法が使える練習場ってある?
あぁ。もちろんあるよユリカ。ここから右にいった扉をいけばすぐだ
ありがとう御座います!ライさん!ほらいくよ二人共
まったく強引だなユリカは
なにいちゃいちゃしてるのかしら。ふん
そうして俺達は魔法練習場にきた
「おぉ〜!!」
中はかなり広く清掃が施されてあった
まず二人共魔法を使えるようになるために、自分の利き手を出してみて!
こうか?スッ
終わったわよスッ
次に目を閉じて手に力を集中して…
ボッ!
私はちゃんとついたみたいね
ネルトは炎レベルが5くらいだから合格ね!そして祐一は…
プッ
あれっ?全然炎のつきが悪いぞ!
あはははっ!祐一屁をこいたみたい!
ふざけんな!
はい。そこ、真面目にやる
ネルトに叱られちゃった…てへへ
それで、俺の能力は弱いのか?
祐一のは炎レベル1だね…ちなみに炎レベルってのは1〜100まであって各属性にあるんだよ!初心者は5あれば合格なんだけど祐一は…(察し)
まじかよ!俺くそ雑魚じゃん!
祐一弱すぎでしょwそこらへんの動物でもレベル5はいけるよ…ぷぷぷっ
ネルトどうした!どんだけ俺をいじめたら気がすむんだ!ユリカもなんかいってやれ!
祐一が弱いのは事実だし…仕方ないんじゃない?
ユリカまでぇ〜!トホホ(泣)
祐一をレベル5まで特訓しようかと思ったけど、スライムとゴブリンの討伐が今日の18時までだから、練習しないでいくしかないね
まじかよ!今何時だ
今は16時よ
なんだと!なら速くいかないと不味いじゃねぇか
まずその前に鎧屋にいこうよ〜流石に祐一とネルトをその装備でいかせるわけにはいかないし
時間は大丈夫なのかしら?
大丈夫!大丈夫。パパパっといくから
了解だぜ!我らが隊長ユリカ様ぁ!!
きもっ
ガーーーン(しょんぼり)
ほら速くいくよ
そして俺達はチーズ鎧っという意味不明の店についた
ほんとにここであってるのか?看板はボロいし、店全体から負のオーラを感じる