2話
前回の続き
あ、あんたは誰だ?
わしは現実世界の神じゃ。天真 祐一は友達を助けようとして命を落としたそうじゃな。
あぁ、そうだが。それと一つ聞きたいことがある
なんじゃ。なんでも言ってみよ
なぜ俺は死んだはずなのに異空間に連れてこられたんだ?
それはそなたがあまりにも可哀想な死に方をしてしまったから、異世界に転生させて助けてやりたくなったんじゃ。
まじか!それはなんだか嬉しい気持ちだ。家族や友達に会えなくなるのは辛いがな
そなたがこれから転生する先は…実際に行ってみればわかるぞい!
神さま適当だな…まぁいいか
それではばいなら〜!
…………くくくっ
そんなに簡単に転生する訳があるまい。
そなたには弱い魔法や弱い能力しか使えないようにしたんじゃよ…こうでなきゃつまらないかのぅ。フォッフォッフォッ
ドテッ!
イテテッ。ここはどこだ?
目が覚めるとそこには見渡す限りの草原が広がっていた
どうやら異世界に転生したのは本当みたいだな
現実世界では見たことない動物や果物があるし
あのっ!そこのお方つったっててどうされたんですか?
おわっ!びっくりした。にしても困ったな…どうやって事情を説明すればいいか
正直に現実世界で死んだので異世界転生してきました!なんて言うわけにはいかないしな
俺はお店にいこうとしたら迷子になってしまった一般人さ
そうだったんですね!ちなみにお名前をお聞きしてもいいですか?
俺は天真 祐一っていうんだ。気軽に祐一と呼んでくれていい
祐一さんですね!私の名前はユリカっていいます。ユユトギルド所属の冒険者です
そういう彼女はピンク髪のさらさらロングヘアーで、目は緑色の大きくて、スタイルもいい感じだ。鼻と口も絶妙なバランスで整っていて俺の超タイプだった