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駄目になった帝国

作者: 多田緋月

ほら、ごらん

あれが駄目になった帝国の旗だよ

ほら、ごらん

あれがおまえたちの曾祖父が

命を賭けて守り通そうとした帝国の旗だよ


ごらん、子どもたち

あの、風にはためく旗を

おまえたちの曾祖父が

自らの誇りと尊厳と

その存在の全てをかけた帝国の旗を


ごらん、子どもたち

そして、誓いなさい


帝国の栄光とおまえたちの未来の為に散った

曾祖父に恥じぬ人間になることを


そうとも、子どもたちよ

忘れてはいけない

何故なら、いつかおまえたちが示さねばならないのだから


帝国は滅び去った

だが、全ての臣民が死に絶えたのではないと云うことを

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