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にゃーとなけば猫  作者: 和寂
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青林檎

###


さて、報告も終わったので任務終了だ。

明日から3日間の臨時休暇の許可が降りた。そういえば18日ぶりの休暇だ。

何して過ごすかね。


「玲那、明日から休暇だけどどうする?」

「んー……とりあえず何か食べに行こう。なっプル行きたいなー」

んぇえ。なっプルってNa’s Appleだろ?あれって……

「2区だろあれ。今から行くのかー?今日はもう寝たいんだけど。」

「えぇー?あそこのアップルパイが食べたいの!」

「太るぞ?」


そんな目で睨むなよ……

「いいでしょ、久しぶりの休暇なんだし。たまになんだから太らないよ、うん。」

「ほんとかよ……」

謎理論で納得したらしい。そんなたまにじゃないと思うんだが……


「さっさと行こ!閉まっちゃうよ!」

言うや否や駅に向かって走り出した玲那をしょうがなく追いかける。

やれやれ、たまにはいいか。


***


結局追いかけっこになりながら駅に着く。

途中で玲那が負けたほうが一品奢おごるというルールを付けたので本気で勝ちに行った。

普通に勝ったのだが、玲那がちょっと涙目だったのはやりすぎたかもな。

まあ勝ちは勝ちなので、焼きリンゴプリンの代金を支払ってもらうことになった。

あれ食べてみたかったんだよなあ。楽しみだ。


悔しげな玲那を横目にIDカードでリニアトレインのホームに入ると、同じ隊の青原しずくがぽけーっとつっ立っていた。

ちゃんと生きてるのか、いつもながら心配になる。


「おーい、しずく。生きてるか?」

ビクッとしてゆっくり振り返る。良かった生きてる。

「大丈夫。死んでる。」

死んでた。


死んでるしずくに玲那が話しかける。ヘンジガナイタダノシカバネノヨウダ

「しずさん、これから予定ありますか?」

「特にないよ。」

まあもう1832だ。宿舎に帰るところだろう。

さては。


「よかったら一緒になっプル行きませんか?」

やっぱり。

訊かれたしずくはこっちを見る。


「三神君が行くなら行く。」

んーーー。わざわざお付き合い頂くのは申し訳ないな。

プリン分が浮いたことだし、俺が奢るか。


「じゃあ自分が奢るよ。」

「ん。やった。じゃあk——」

「ストップ。1000メルまでね。」

「……キングキュリアスリンゴパフェ」

「ねえそれ2000メル以上するじゃん。てかあなた確信犯でしょうに。」

言いかけてそのまま言い切る図々しい奴め。


しずくがスッとそっぽを向く。

「バレた。」

バレバレだわ。


「リニアカー来ましたし、とりあえず行きましょう?」

こいつは自分が食べたいだけだな。

「そうだな、俺も奢ってもらわないとな。」

玲那の横顔に冷や汗が見えたが気の所為せいだろう。


リニアは3人を載せてなめらかに発進した。

不思議ちゃんキャラも可愛いですよねえ

暫く日常の話が続きます

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