ゴールデンウィーク3
これ絶対4で終わらんよな
「久しぶりだねーこんなんだったけ?」
「俺は去年来たけどこんなんだったぞ」
「そら去年ならそうでしょう。改装とかあったとか知ってる?」
「知らないな」
と琴と矢上君が話しているが、私は小学校に入るか入らないかくらいの歳でしかもトラウマが強すぎるので中までは覚えているわけがない。
しかし、写真アルバムに私がここで大泣きしている写真はあるがこんな感じだったと思う。
「まあそんなことはどうでもいいやどこから回る?」
と言いながらパンフレットの地図を見ている。
地元の遊園地とは言えゴールデンウィークなのでいつもの休日よりも人が混みあって乗り物の列も並んでいる。
「じゃあまずはここの目玉のジェットコースター行こっか」
と琴が言った。いきなり私にとってはクライマックスである。
私が体を固くしたのに気づいたのか後東君が肩をつつき大丈夫?と言ったであろう首を傾げながら指でOKマークを作った。
「大丈夫だよありがとう」
と言ったがそれにしても言葉が無くても意思って通じるんだなと感心していた。
そのジェットコースターの待ち列に並ぶと、最後尾と書いた札を持った職員の人に
「約30分待ちとなっています」
と声を掛けられた。
「30分待ちなんだって」
と三人に言うと
「まあいいでしょディズ○ーとかUS○とかは3時間待ちとかなるらしいし」
「そう考えると短いな、なんか喋ってたらすぐか」
という返事が返ってきた。
並んでいる間は学校についての会話が多かった。
どの科目が得意だとか、どの先生が苦手だとかありふれた話である。
そんな話をしているとすぐに次に乗る順番となった。
「二人席だってどうする?」
という矢上君の質問に琴が
「このままでいいんじゃない?」
と素っ気なく答える。
このままとは、矢上君琴ペアと後東君私ペアである。
琴はやはり策士のようだ。実は遊園地に入る前から私をずっと後東君の隣に置き、列に並ぶ時もスっとまるで忍者のように矢上君の隣に立った。知らない人から見れば琴が矢上君のことを好きだと言われても仕方がないくらいに。
そして遂にコースターが私たちが待つ出発地点にやってきた。
最近文字数が多くなってきてる気がする




