勇気を出して
好きな人にメッセージ送るのって勇気がいるよねっていう話
「よし!」
電話を終えて気合いを入れた。
「とりあえず琴が言った通り送ろうかな」
そうしてメッセージアプリの後東悠宇の欄をタップした。そこには
『後東ですよろしく』とメッセージがある。
この時は目の前だったので返信はしなかった。だが、今は自分から送らないと彼からメッセージが来ることは無いのだ。
「よし!」と再度気合いを入れ、メッセージを打ち込んだ。
『ゴールデンウィーク楽しみだね』
「これでいいかな?」と悩み一度消した。しかし他にいい言葉が思いつかず結局この文を打ち込んだ。
「よし!」三度目の気合いを入れ、送信ボタンをタップした。
「ああ!!送ってしまったーー!!」
「澄ちゃんうるさいよ!」
「ごめんなさい」
自分でもびっくりするほど大きな声だった。
三分後
「来ないな。もしかして無視されてる!?」
などと三分間ずっとネガティブなことを考えている。
とその時にメッセージの受信音がした。
「わあああ!!」
しかし、メッセージの主は琴だった。
琴だったことに落胆したが、安堵もした。
『どう?送った?』
『送ったよ返信まだだけどね』
『いつ送ったの?』
『三分前くらい』
『じゃあこの時間だし風呂とか入ってるんじゃない?気長に待ちなよ』
『うんそうする』
そこから十分後
とりあえず風呂に入って心を落ち着かせた。
スマートフォンを見ると、メッセージ受信の通知が来ていた。
「きゃ!来てる!」
と声に出してしまいながら、アプリを開いた。
『楽しみだねー集合10時に駅前の広場でいいんだよね?』
と返信してもいい返事が来た。
『いいよーでも本当に大丈夫だった?琴強引だったし』
これは隠しようのない本音だ。
『大丈夫大丈夫(笑)』
こう返す他ない返事が来た。
『ならよかった
もう遅いから寝るねおやすみ』
と会話を切ってしまうメッセージを送ってしまったが時計の針はもう12時を周り、1時に近づいていた。
「楽しみだなー」とつぶやき私は夢の世界に入っていった。
次回は夢の世界編!ではありません




