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冬休み6

冬休みってクリスマスとか年末年始で時間取られるから宿題する暇無いよね

街はクリスマスの色はなくなり年越しの色を見せている十二月二十八日、今日は琴の家で勉強会ならぬ宿題会が行われる日。しかし私は一時のテンションの高成りだけで終わらせてしまっている。果たしてどうしたものか。とりあえずは琴の宿題―主に数学―を教えれるようにするために、終わっている宿題を一通り確認してから琴の家へ向かうことにした。


ピンポンと琴の家のインターホンを鳴らした。

するとガチャと扉が開いた。

「澄遅いよ」

琴が出てきた。集合時間は午後の一時でまだその時間になっていないので遅いということはない。

「不用心だよ私じゃなかったらどうするのさ」

「でも澄だったじゃん」

「結果論はいいの」

「仮定論もいいよ」

このまま平行線の論争になりそうなので私が折れることにした。

「わかったよ。次からは気をつけるんだよ」

「はーいお母さん」

「誰がだよ」


琴の部屋に入るともう既に悠宇君と矢上君がいた。

「二人とも早かったんだね」

「まあな」

様子がおかしい。なんだか静かだ。なので少し気がかりなことをできるだけ明るく聞いてみた。

「早速だけど宿題どこまで終わった?」

私は聞かなければよかったと後悔した。とは言っても聞く羽目にはなるのだが。

「なんで?夏休みは二人だったよね普通減るでしょ?なんで増えるの?」

二人はともかく、悠宇君までほとんど進んでいなかった。

しかし説教は後だ夏休みに比べて量は少ない、集中すれば一日で終わらせれる。

「よしやるよ!」


午後六時頃

「おわったー!」

最後に終わった琴が声を上げた。

「おつかれ今回は簡単だったでしょ」

「そうだねあたしも賢くなったのかな」

「それは無いな」

「おい矢上!」

いつものが始まりそうなので悠宇君の方へ避難した。

「宿題どうしたの?忙しかったの?」

「まあねクリスマスとかもあったし」

「もしかして私のせい?」

「そうじゃないんだけどね」

そうじゃなかったらなんなんだろうか、気になったがあまり突っ込むのも野暮かなと思い自重した。


「ねえ澄聞いてた?」

「え?ごめん聞いてなかった何の話?」

「初詣行こっていう話」

「ああいいよいつにするの?」

「初詣なんだから一日でしょ」

初詣イコール一日ではないが琴の中ではそういうことになっているのだろう。


「じゃあ次は元日だねそうだ二年参りにしよ!」

「いいな」

「私も大丈夫だよ」

「大丈夫」

「やったじゃあ十一時に神社ね」

私にとっても初めての二年参りとなる。

二年参りってしたことないな

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