冬休み4 クリスマス3
妄想の垂れ流しなので進む時と進まない時の差が激しい
「おかえりなさい」
「おかえり」
「お邪魔してます」
それぞれ出迎えノ挨拶をした。
「ただいま」
「ただいま」
「いらっしゃいゆっくりしていってね」
とそれぞれの挨拶に一つづつ返した。
「あれ?ひなさきはどうした?」
「あら寝かしたままだったわ起こしてくるね」
梓さんは二人の部屋に向かった。
「俺も着替えてくるか」
と言って悠宇君のお父さんはリビングを出ていった。
「おはよう」
と眠い目を擦りながら日向ちゃん咲ちゃんが起きてきて私に抱き着いてきた。
「もう二人ともいい加減にしなさいご飯食べるわよ」
梓さんは二人を制しダイニングに座らせたところで家着に着替えた悠宇君のお父さんも入ってきた。
「よいしょと。改めていらっしゃい澄ちゃん話は聞いているよ」
ととてもニコニコした、し過ぎて少し怖い笑顔で私は話しかれられた。
「僕の名前は後東篤史。察しは付いてると思うけど下の名前で呼んでね」
しかし両親揃って下の名前で呼んでねとは文化なのだろうか、価値観なのだろうか、たまたま二人がそうなだけだろうか、真意は分からないが本人が言うのだからそうしよう。
「ひなさきにクリスマスプレゼントを聞いた時は澄お姉ちゃん!!なんて言うもんだからテレビの人かと思ったよ。それで悠宇に聞いてみたら俺の彼女だなんて言うんだからね。びっくりしちゃったよ」
ひなさきとは日向ちゃん咲ちゃんのことであろう。何故かすごく笑ってお腹を抱えながら話している。
「悠宇の彼女にクリスマスプレゼントか〜ご飯食べたらもっとお話聞かせてね」
それにしても陽気なお父さんだ。
と丁度のタイミングで梓さんが出来上がったご飯を机の上に並べた。
ローストチキン、ピザにパエリアとクリスマスの食卓と言えばな料理たちが並ばれた。
「毎年こんなに豪華なんですか?」
「そんなことないわ。今年は澄ちゃんが来るからね頑張っちゃった」
「そんなすみません」
「いいのよ」
「澄お姉ちゃんのおかげー」
咲ちゃんが嬉しそうにスプーンとフォークを両手に握り締めている。
「この顔が見れるんだから」
「そうですね」
「じゃあ食べようか。せーの」
「いただきます」
五人揃って言った。本当に面白い家族だ。
私は驚きながらも少し遅れていただきますと言って食べ始めた。
私はひとりっ子なので食卓というと最大で三人なのだが今日は六人という倍の人数になった。
もちろん梓さんの料理は美味しく今度教えてもらおうと心の中で決意した。
「ごちそうさまでした」
クリスマス編まだまだ続くぜ




