身体測定
時を戻そう
四月某日、今日は身体測定が行われる。
私たちのクラスはまずは身長を測定する。
「はあ」
私は一つため息をついた。
「どうしたの澄」
「身長が…」
「縮んだの?」
「縮んでない!伸びてなかったの2ミリしか」
「2ミリ伸びてんじゃん」
「私思うんだけど頭を押さえるの強すぎないあれで1センチは縮んでるよ」
「それで何センチだったの?」
「149.4」
「あたしは153.8」
実は縮んだとされる1センチをプラスしているので本当は148.4cmだ。
「いいじゃんこのまま伸びていったら三年後に150センチだよ」
「このまま伸びるといいけど」
そう私は中学一年生で身長の伸びがほとんど止まってしまったのだ。
「ちびっこ共身長何センチだった?俺は187だったぜ」
「でかいよ1.9メートル級巨人」
この言い方をすれば多少悪口になるところに少し笑ってしまった。
「後東君は?何センチだった?」
と聞いてみたところ、身体測定表を見せてくれた。
「170センチか大きいねいいな」
続いて視力検査
琴
「右左上左……」
「はい2.0以上だね」
矢上君
「上下下右……」
「はい2.0以上」
私
「左下上?下……」
「0.7ね」
後東君
「これは?」
首を振る
「じゃあこれは?」
首を振る
「じ、じゃあこれは?」
上を指さす
「0.1ですね。ちゃんと眼科行きなさいよ」
結果
福永澄
・身長148.4cm
・体重4○kg
・視力0.7
・握力 右19kg左17kg
阪元琴
・身長153.8cm
・体重4○kg
・視力2.0
・握力 右27kg左26kg
後東悠宇
・身長170.3cm
・体重55kg
・視力0.1
・握力 右34kg左33kg
矢上俊
・身長187.1cm
・体重65kg
・視力2.0
・握力 右61kg左60kg
忘れてたっていいじゃないか




