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夏休み3-2

夏休み3のその後的なやつです

「だだいま」

「おかえりなさい澄ちゃんも」

「浴衣ありがとうございました」

浴衣を返し私服に着替えるため琴の家へ帰ってきた。

「どう楽しかった?」

「はい、お陰様で」

と他愛ない話をしながら浴衣を脱いでいった。がその時もずっとあのことが頭から離れていなかった。そしていつもなら元気いっぱいの琴がずっと黙り込んでいた。

「お母さんから今日澄泊めていい?」

突然琴が言い出した。

「お母さんはいいけど澄ちゃんは大丈夫なの?」

「連絡さえすれば大丈夫だと思います」

「じゃあ心配されないようにちゃんと連絡してね」

「澄、着替え終わったらあたしの部屋来てね先行ってるから」

と言ってリビングから出ていった。

「琴なにかあったのかしら澄ちゃん知らない」

「そうですね実は花火が上がってる時はぐれちゃってて、その時何かあったのかもしれませんね」

「そうなのそれは大丈夫だった?」

「はい大丈夫でした。何か分かればそれとなく伝えますね」

「そうだ連絡先教えて。直接だと琴にバレちゃうかもしれないから」

こういう茶目っ気は琴もしっかりと引き継いでいる。

と琴のお母さんと連絡先を交換して自分のお母さんにも連絡し、着替えてから琴の部屋へ向かった。


「琴お待たせ」

「遅い」

「ごめんちょっと琴のお母さんと話しちゃって」

「お母さんか、じゃあ仕方ない」

「でどうしたの?急に」

「どうしたって訳じゃないんだけどまだ澄と一緒に居たかったってだけ」

「なに愛の告白?」

冗談めいて言ったが

「まあそんなとこ」

とどこか上の空だ。

「澄はさあ後東君に告白したの」

本題はこれか単刀直入だなと思いつつ

「してないよ。あっでも好きとは言っちゃった」

「それって告白じゃないの?」

「辞書的な意味ではそうなるかな。でも私の中では違った」

「そっか、で返事は貰ったの」

「ううん声はまあ聞こえないけどなんのアクションも起こさなかったよ」

「でも手は繋いでた」

やはり見られていたのか、どこから見ていたのだろうかという疑問もあるが

「あれははぐれないようにする為だよ」

私にも彼の真意はわからないが、言い訳するにはこれでいいだろう。

「そっかよかった」

なんとか分かってもらえたようだ。

そして続けざまに

「ごめんねなんかそれ見たらちょっと落ち着かなくなっちゃって。あたしの澄が取られるみたいなやつ」

「私は琴のじゃないよ」

「うんそうだねでもびっくりだなあたしがこんなに落ち込むとは思わなかったな」

「とか言って二人にするためにわざと逃げたくせに」

「そうなのだからちょっと自分でも意味わかんなくなってたんだ」

こいつどさくさに紛れてわたしたちを撒いたことを肯定しやがった。

「でもまだ後東君と付き合う訳じゃないんだね」

「まあそういうことになるね」

「今日のところはこれでいいや」

琴の中で何かが解決したのだろう。私が深く聞くことでもない。

「琴こっち来て一緒に寝よ」

「うん」

私たちは琴の一人用のベッドで明け方までずっと話をして気づいたら寝てしまっていた。

百合っていいよね

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