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彼の秘密

短編です

「ちょっといいかね福永調査員」

突然琴が茶番をし始めた。

「どうしたの」

「どうしたもこうしたもないよもう七月だよ」

「うんそうだね」

「うんそうだねじゃない気にならないの」

「何が」

うんそうだねをバカにしながらモノマネされたことに若干の怒りはあったが、本当になんのことだかわかっていない。

「なんで後東はまだ髪が長くてマスクしてるの!普通短くなってマスクとってまた澄がキュンってなる流れじゃなかったの!?」

何故か私が怒られている。

「そんなこと言ったって知らないよ」

「そこでだ福永調査員」

茶番が帰ってきた。

「なに」

もう何を言われるか分かっているし呆れている。

「この謎を調査してきたまえ」

「えー阪元調査員はしないんですかー」

「あたしは部活あるから」

「私もあるよ」

「美術部なんてやってないのと同じじゃん」

私は美術部に加入していてその美術部は琴の言う通り活動はゆるゆるで行っても行かなくてもいい感じではある。しかし自虐するのはいいが他人からは言われたくない。

「そんなことないよやってるよ」

「そんなこと言って澄いつも帰宅部の人より先帰ってるじゃん」

それを言われては言い訳ができない。まさか見られていたとは。

「なんで見てるの」

「あたしは澄のことならなんでも知っているのだよ」

「わかったよ今からメッセージ送るね」

「ダメです直接聞くのです福永調査員」

結局スマホを使った筆談だから同じのような気がするがとは言わないでおこう。

「わかったよ聞けたらまた言うね」

私も素直になったものだ。


翌日聞いてみた。

「後東君っていつもマスクだけどどうしたのなにか病気?ごめんねちょっと気になるって人がいて」

固有名詞は出さずとも誰のことかは明白だ。

『病気ではないけどホコリとか花粉とかに弱いから着けてないとくしゃみとか鼻水止まんなくなるんだよ』

ということらしい。確かによく授業や休み時間中でもくしゃみをしたり鼻水をかんでいる音をよく聞いていた。

前髪が長いのは実は前に聞いていた。その理由はというと、散髪に行くのがめんどう、自分の髪でくしゃみが出て美容師の人に困った顔をされるのが嫌。ということらしい。


その日の放課後に早速琴に伝えると、

「ふうん」

という反応だった。確かにあまり面白い理由ではないが、そのまで興味がなくなるものかと若干の怒りを込めて彼女がいつもドヤ顔で見せつけてくる綺麗な二の腕をつねってやった。

ここまで頑張ってきた毎日投稿が途切れるかもしれん

次は夏休み編にしようかなと思ってる思ってるだけ

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