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ゴールデンウィーク4

作者は遊園地に行ったことがありません。

じゃあ何故遊園地にした?

体が強ばっていることに気がついたのか、後東君が背中の辺りを優しく叩いてくれた。そしてスマホを取り出し

『大丈夫?もしダメだったら言ってね』

と打たれたメモ画面を見せてくれた。その瞬間私の口から

「むり」

と弱々しく間延びした声というより音が漏れだしたとほぼ同時くらいの間で突然後東君が矢上君を殴った。グーで殴った。

「なんだよ悠宇」

殴れたことを気にもせずに振り返り

「そうか分かった近くで待っててくれ」

「え?何が?」

と全て理解した矢上君と何も理解できなかった琴を置いて後東君は私の手を引っ張り列から出た。


二人で近くのベンチで座っている。

「ごめんね折角乗れるところまで並んだのに」

『いいよ俺も実は怖かったし笑』

嘘か誠かは分からないが、その優しさが私の思考をネガティブにさせてしまう。

「ごめんね」

ともう一度言うと私の両目から涙がこぼれ落ちてしまった。ああハンカチ使うときあったじゃん。

泣いている間ずっと手を握ってしまっていた。


そうして矢上君と琴がジェットコースターから降りてきた。

「ごめんね澄。嫌いとは聞いてたけどまさかそんなにとは思ってなくて」

と琴が謝ってきた。

「ううん私もここまでなるとは思わなくて自分でもびっくりしちゃった」

と返した。

「悠宇も苦手だもんな」

という矢上君の冗談に後東君はスネに蹴りを入れた。

そして落ち着いたところで、

「もう大丈夫だから気を取り直して回ろう」

「ほんとに?」

「ほんとほんと」

「ならいいけど」

「お腹空いちゃったご飯食べに行こうよ」

「そうだな俺も腹減ってきた」

「矢上はいつでも腹ぺこだろ」

「なんだよそのキャラ」

と琴もいつもの調子に戻ってほっと一息ついた。

「じゃあ行こっか」

と言って立ち上がったところで未だに後東君の手を握っていることに気付き咄嗟に手を離してしまった。

「ごめんね」

と謝り、園内のレストランへ向かった。

私はそっと行ったつもりだったが、琴に目ざとく見られていたことをこの時の私はまだ知らない。

2〜4で終わるとはなんだったのか

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