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婚約者は人間を食べる  作者: 伯灼ろこ
 おまけ。
42/43

【解説とか】

【解説?】

『影操師』シリーズを全てご存知の方は更にお分かり頂ける、『婚約者は人間を食べる』の解説です。



≪タイトルの『婚約者』は、誰なのか≫

 セゥノ視点の『婚約者』です。

 人間を食べる婚約者なので、人喰鬼グールであるランス・メルローズとシォハ・メルローズが該当します。この二人を指して『婚約者』です。



≪あらすじは誰が喋っているのか≫

 凜堂世ラです。

 過去2回の失敗とは、

 1回目 セゥノ・ラトアニェ

 2回目 セゥノ・メルローズ

 この両名を指しています。



≪赤髪双子について≫

 主人公は、セゥノ・メルローズ(凜堂世ラ(りんどうせら))とシォハ・メルローズ(凜堂紫ヲ(りんどうしを))の双子姉弟ですが、彼らのモデルとなったのは、『影操師』シリーズの主人公――梨椎世槞りしいせる梨椎紫遠りしいしおんの双子です。

 名前を見ればお分かりかと思いますが、世槞と紫遠の名前をもじっています。



≪ランス・メルローズについて≫

 この人のモデルは、『影操師―惑星CROW―』編をご存知の方ならすぐにピンとくる世槞のストーカー、ランスロット・ヴァルキュリア国王です。世槞に固執し、生まれ変わっても付け狙う部分もランスと同じです。外見も頬の十字傷なども同じ。ただ皮膚の色に関しては、ランスさんは灰色に近いものを設定しています。

 世槞が毛嫌いするランスロットさんを父親にしてみたかった作者が思い付いた作品です。

(思い付くな)



≪メルローズの姓≫

『影操師―惑星CROW―』編にて、世槞の前世セシル・リンクは、奴隷市場にてメルローズ伯爵に目を付けられ、メイドとして引き取られました。その伯爵から名前を拝借しました。

(メルローズ伯爵まじスンマセン)



≪ギリスの姓≫

『影操師―惑星CROW―』編にて、世槞の前世セシル・リンクに婚約を申し込んだのがギリス公爵です。今作でも同名の公爵を起用し、しかし公爵ではなくその息子に婚約を申し込ませました。

 公爵家が乱入した怪物によって全滅するのも、同じ流れです。



≪国、ならびに大陸の名称≫

 セゥノが生まれ育った大陸は、バルバラン帝国が統治するバルバラン大陸です。海の向こうにはセンフェロン王国が統治するセンフェロン大陸があり、セゥノとシォハはそこへ行きたがっていました。

 これらは『影操師―誰かの記憶の物語―』(未完)から名称を拝借しています。主人公のアリアが住む大陸がセンフェロンなので、セゥノとは活動拠点が逆ですが。



月世野つきよの市について≫

 世ラが生まれ育ち、また、紫ヲが姉の誕生場所として選んだ最後の都市です。作中ではサラッと「月世野市」とだけ書いてますが、これは『影操師』シリーズに登場する月世野市と同じです。隣りには世槞たちが住む月夜見つくよみ市、更に隣りには月詩つきしらべ市があり、この3つの都市を総称して“月の都”と呼びます。

 しかし『影操師』シリーズ内での月世野市は明治時代中期に海の底へ沈んでいますので、全く同じ都市というわけではないです。あのまま海へ沈まず、文明が発展したらこうなるだろうな、というイフ世界です。



≪世ラのお医者さん≫

 二人登場します。

 寺納じのう先生と、桐宮ぎりみや先生。

 勘が良い方でなくてもそうでなくてもお気付きかと思いますが、

 寺納先生→ジーノ

 桐宮先生→アドルフ・ギリス

 の生まれ変わりです。

「生まれ変わっても君に会えるかな」というアドルフの願いが叶った感じですが、世ラも桐宮先生も互いのことに気付いていません。

 生前のジーノはセゥノを大切にしていたので、今世では世ラの担当医になりました。ちなみに寺納先生も世ラ=セゥノであることに気づいていませんが、世ラのことを無条件に大切に思っているのは前世の影響です。



≪世界について≫

 色々と『影操師』シリーズと被っている今作ですが、実は同じ世界です。でも片方の世界にはあるのに、片方には無い――といった著しい違いがあるので、次元のズレた平行世界ということでよろしくお願いいたします。(お願いいたします?) 要はパラレルワールド。

 もしかしたら互いの作品の中でキャラ同士擦れ違ったり関わったりするかもしれないですが、それは“あくまでその世界のキャラクター”なのでストーリーは交わらないです。



≪第三章のラストで、シォハが拾ったモノ≫

 セゥノ・メルローズの眼球(片方)です。



≪凜堂世ラの寿命について≫

 正規のルートを通って生まれた命ではないので、人間の寿命はあてはまりません。不死である人喰鬼ではないので、おそらく寿命はあります。しかし“新種の生命体”なので、死んでからでないと正確な寿命はわかりません。



≪シォハが人喰鬼として生まれた理由ワケ

 ランスは元々、“人間のセゥノ・ラトアニェ”を作ろうとしていました。やり方は、世界中から赤髪少女を集めてその遺体をバラバラにし、セゥノに似た部分だけをパズルのピースのように組み立てること。

 結果として“男のセゥノ”が完成されてしまったわけですが、そこに人喰鬼という要素が追加されたのにはこんな理由があります。

 ランスが世界中から集めた死体の中に、人喰鬼がいた。

 人喰鬼の成分を取り込んだ人形は、人喰鬼になった。それだけです。



≪薔薇丘蘭人のその後≫

 彼の生きる意味がもはや“セゥノと結婚をすること”なので、願いが叶うまではどれだけ拒否をされ続けようが邪魔が入ろうが、世ラを追い続けます。

 時を越えた鬼ごっこに終止符を打つためにはランスを殺せばいいのですが、彼のことなので生まれ変わってもセゥノを求め続ける可能性は非常に高いです。

 つまり無限ループ。(ゾッとする)



≪各キャラ転生早見表≫


◆セゥノ・ラトアニェ

  ↓ 

 セゥノ・メルローズ(シォハ・レグット)

  ↓ 

 凜堂世ラ



◆ ? ・ラトアニェ

  ↓ 

 シォハ・メルローズ

  ↓ 

 凜堂紫ヲ(シォハ・メルローズ)



◆イーヴォ(ヨーゼフ)

  ↓

 伊邑厄



◆ルマン=リヒテ(リグリ)

  ↓

 ルマン=リヒテ(リディック)



◆ジーノ

  ↓

 寺納正孝



◆アドルフ・ギリス

  ↓

 桐宮秋人



◆トレジャス

  ↓

 戸須田遥



◆アガレス(リグリ)

  ↓

 アガレス(リディック)



◆ランス・メルローズ

  ↓ 

 薔薇丘蘭人ランス・メルローズ



 シォハとランスは名前が日本風に変わっただけで、生まれ変わったわけではありません。

 ラトアニェ時代のシォハの名前は、このあと更新するランスの過去話で判明します。

 セゥノのメルローズ時代の本名は、シォハ・レグットです。(第三章9節参照)


 結論:ランスさんパネェ。



≪さいごに。≫

 わたし解説下手くそすぎワロタ。草はえちゃう。


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