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月姫3  作者: 河瀨太陽
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月姫3

3章 闇の転生者


蘭たちが、ミュージカルを、見ているのと同じ時1人の少女がこのロゼ・ムーンに転生していた。

彼女の名は黒薔薇薊くろばらあざみロゼ・ムーンの世界を滅ぼすと伝わる欲望の邪神、アースエンドにより、転生させられた少女である。

朱音は起きてすぐにこういった。


「この世界は私のものよねぇ、お母様!」


その言葉に母である茜はうなずきこういった。


「そうよ、すべてはアースエンド様のためよ」


「薊の望みはアースエンド様の望みだから必ず手に入れなさいロゼ・ムーンを手に入れ、あの忌まわしい創造神ムーンアースを殺すのよ!」


このロゼ・ムーンの世界では基本的に創造神を信仰するのが多いが極少数ではあるが、欲望の邪神、アースエンドを信仰するの者たちもいるその教祖が、薊たち黒薔薇家である。


黒薔薇家はアースエンドが、転生させた異世界の人間たちが作った貴族の家系である。そのため繋がりが強く、創造神こそこの世界の害悪だと思っている。


それを見ている者がいたそれは創造神ムーンアースであった。彼がもっとアイテム、創玉そうぎょくは自分が作り出した世界と、人間界と言われる、蘭たちが住む世界限定であるが、そのすべてを観ることができる、アイテムである。

創造神ムーンアースはため息をつきながらこうつぶやいた。


「あーぁもう、何をしてるんですが兄様!」

「今度どんな勝負ですか?、兄さん」 

実はこの創造神ムーンアースは欲望の邪神アースエンドとは家族である。時の邪神、クロノスエンドを封印し前の世界に破壊しこのロゼ・ムーンを作ったのである。しかしその力から、邪神とアースエンドは呼びれている。そのムーンアースの言葉にアースエンドは首をかしげながらこういった。


「この薊は俺が転生させてないぞ、てか転生は破壊のぎゃくだから、できんぞ」


ここで訂正しておこう、欲望の邪神というのは時の邪神が、封印を破り作り出した、偽りの情報である。

本来、邪神とはクロノスエンドを表す。

アースエンドほ破壊神である。


創造神ムーンアースは神眼というスキルで、膨大なデータをみてこういった。


「500年ほど前に封印が弱まった時に、私を含めて、間違えた記憶で上書きされたようですね」


その言葉にアースエンドはこういった。


「どうするよ」


そこし悩みムーンアースはこういった。


「このままにしましょう、ただし、兄さんの力を貸してもらいますよ」

「新たに破壊神を創造神それを兄さんに与えます」


「どうやら邪神クロノスエンドは復活したみたいだしなにかしらやってくるだろけど、その時、対応しましすか、クロノスエンドの動きもきになるし・・・」


そののころ、黒薔薇家にはある老人が現れた

その老人は薊たちに、おぬしらの信仰するの神を自分にさせる魔術をつかった。


薊はこういった。


「私は闇の転生者、黒薔薇薊、この命はクロノスエンド様のために、この人生はこの世界を、手に入れ支配するために使う!」


こうして、蘭がミュージカルを楽しむなら、この世界を滅ぼそうとする闇が少しずつ進行を始めた。

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