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ゲームオーバー

それからも俺はリオにアプローチを続けていたがリオが振り向いてくれることはなかった。

ある日学校から帰ったあと。

おれはリオにメッセージを送った。


「リオー明日一緒にかえろうー」



「明日はマオか一人で帰りたいかも。」


予想通りの回答。しかし俺はここで一つ仕掛ける。


「リオ~そろそろ寂しいよ、まだ戻ってきてくれないの?」


返信が止まる。しかし”入力中…”となっている

リオは何か言いにくいことでもあるのだろうか


携帯が鳴る。リオからだ


「今もまだ君に対する気持ちはわからない。そこでさ、提案があるんだけど…」


「どうしたの?」


「一回別れない?」


この7文字を俺は二度見する。

(なんだって?別れる?13か月も一緒に居てデートも沢山行って今別れるだって?)


そこでも俺は保てない冷静さを呼び起こしリオに疑問をぶつける。


「一回?」


そうだ俺はこの”一回”が気になった。


「そう、私たちもうすぐ受験じゃん?私受験のために頑張って勉強したいし、さっき言ったみたいに

君に対する気持ちがないし。受験が落ち着いてからまた…てことだけど」


普通はこんな一方的に蹴落とされ怒りがこみ上げるだろう。しかし俺には怒りなど感じる余裕もなく

ひたすらにリオとの思い出がダイジェストにそして走馬灯のように頭を回っていた。


「君が嫌なら別れなくてもいいよ」


リオなりのフォローだったのかもしれない。けど今の俺にはすべてが攻撃に見える。


「いいよ…リオが受験のために頑張っているの知ってるし、もちろん悩んでたと思うよ。だからリオの意見を尊重するよ。」


こうして俺は提示された別れというものを尊重という無責任な言い訳で己を無理やり説得し、自らの選択で終わらせてしまった。


数分が経ち少し落ち着くと次は怒りのようなおぞましい感情がこみ上げてきた。

(受験もそうだろうけど一番の理由は冷めたんだろうなリオは)


でも俺はさっき見た走馬灯のようなものにもほかの記憶の中にも悪い思い出はなかった。

記念日も覚えてしっかり祝ったしデートも一緒に楽しんだ。つい最近までずっと笑っていた。


どれだけ探しても非があるようには思えなかった。


リオから俺に与えられたのは答えだけだ。

計算式のない答えには納得のしようがない。


振られた理由、そして意味がどんどん分からなくなってくる。

昨日解いた数学の問題の数倍は難しい。

答えから問題文を予想するなんて不可能だ。


俺は直接聞くことを決める。

お読みいただきありがとうございました!応援よろしくお願いします!

作者は今ここです(笑)※12/26現在 

頑張って聞いてきます

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