俺は愛せていたのか?
生理って一週間程度って聞いたけどなかなかリオの機嫌がよくならない。
(まぁ長引く人もいるっていうけどな)
それにしても何か俺を避けているような気がする。
結構時間が経っていたので俺はリオに聞いてみることにした。
「リオ~この前言ってた女の子の日ってもう終わったの?」
「さぁ、どうだろうね」
(なんだなんだなんだ??嫌われてる?俺なんかした?)
そのあとも色々聞いてみたがあいまいな返事ですぐにその場を去ろうとする。
なんだよ、俺結構この一週間めっちゃ寂しかったのに。
夜になってメッセージを送ってもこの前の倦怠期のように
「うん」
「あそ」
で会話が終わってしまう。
俺は倦怠期再来を覚悟していた。
そこで俺は踏み込んだ質問を投げかける。
「リオ、今俺のこと好きなの?」
返信がない。もしかしてもう…
ピコン♪
スマホから一つの通知音が流れる。
見てみるとリオからだった。
(さっきの返信か)
そこにはあまり見たくなかった文が並べられていた。
「好きじゃないわけじゃない。むしろ好きでありたいよ。でも今はなんていうか君に対してどういう感情を持っているのかわからないんだよね。私はリョウと一緒に居たいのかもわからない。自分が怖くてさ、何が本心かもわからない。今は君にあんまり特別な感情はないかな」
なんだよ。こんな文が送られてきて俺は少々感情的にそれに返信してしまった。
「そっか、俺頑張ったんだけどね~。リオがもうギリギリで自殺を考えた時も一緒に楽しいこと探そうって励ましたり、リオが嫌がるだろうなって思ってもうあんまりほかの女子との関係も浅くして、リオが機嫌悪い時も受け止めてさ。リオの機嫌が悪くならないようにしてさ、ご機嫌取りみたいになってさ全部ささげたのにね」
「なんで怒らなかったの?」
予想外の返信だった。確かに俺はリオを怒ったことはない。
「俺はリオはもっと頑張ってるって思ってさ、怒って責め立てようなんて気持ちがわかなかったんだよ。それに今世界で一番愛してるからっていうのもあるかな」
「もっと怒ってよ。私に感情隠して楽しい?それが愛って言える?」
そうだよな、本音で言い合うから愛が生まれるんだよな。俺はリオに言葉通り尽くしていただけなんだな。
「リオ、ごめん。今までしっかりと愛せなくて。」
「ううん、わたしも感情的になってごめん」
「リョウ、これからどうしたいの?」
「そりゃ付き合いたての頃みたいにラブラブな感じになりたいよ。」
「私、そうなれるように頑張るね。」
「うん、ありがとう」
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