会いたくて。
時の流れは早いもので俺たちは付き合ってもう4か月目に入った。
正月気分が抜けてきた頃だ。
学校が始まった。
「りょちゃ~!おはよ~久しぶり!元気してた?」
「おうリオ!めっちゃ元気だぜ!正月太りしたわ~」
「私も~」
連絡は取っていたが会うのは久しぶりだ。
あとリオは正月太りしてないだろ…なんならまたスラっとなった?!
俺はこの数日間さみしかったのでこんな提案をした。
「今度デート行こうよ」
「いいよ!どこにする?」
「この前、日の出見た公園とかどう?」
「いいね!りょちゃと話してたらいつの間にか夜になってるからねぇ」
ほんとにそうだよ。この前もしゃべっていたら気づいたら夜になっていて慌てて解散したっけ。
とりあえず一緒に居れる時間が増えてよかった。
「寒いから上着ちゃんと着てくるんだよ~」
「はーい」
わかってるよ!俺は自他ともに認める寒がりなのだから。
※※※※
「さぁ今日はリオとデートだ」
俺はサッと準備を済まして集合場所の公園にむかう。
そしてリオと合流しペチャクチャと話しこんでいた。
しかし1月に何時間も外でじっとしているのはダウンを着ていても寒さをしのぎ切れなかった。
「りょちゃ?!大丈夫?震えてるよ!」
「だ、大丈夫…でもちょっと寒いかな」
ちょっとばかり弱いところを見せてしまったがまあいい
「りょちゃ…ここ来ていいよ?」
リオは太もも辺りを指して言う
「ん?何が?」
勘の悪い俺がそう聞くとリオは少し顔を赤らめ、小声で
「膝枕…してもいいよ」
ああ…そうか神って存在するんだ、神様、こんな幸福をこんな俺が受け取ってもよろしいのでしょうか
俺はよくあるアニメのように鼻血を噴射しそうだった。
そう考えてるうちにリオは俺の頭をゆっくりとひざに落としてゆく。
な、なんだこれ?!
柔らかな感触が俺の横顔にあった。
「これが…幸せか」
「りょちゃ!恥ずかしいからそういうこといわないでっ!」
確かに恥ずかしそうだなリオ、顔真っ赤だぞ?サンふじ林檎かよ
まぁリオから見た俺も似たようなものだっただろう。
絶対顔真っ赤だったと思う。
30分ほどその状態が続き、
「俺どっかで聞いたんだけど、運命の人の匂いっていい匂いに感じるって
それほんとだな」
「そうなんだ、私もりょちゃの匂い結構すきなんだよね」
「それじゃあホントに運命かもね!」
俺は短い時間の幸せを精一杯嚙み締めた
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