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苦手な方はご注意ください。

『徳量計 − The Karma Gauge −』

作者:葛西 
それはある日、空からの「告知」によって始まった。

人の善行も、悪行も、思考さえも──「徳」という数値として可視化された。

嘘をついたこと、見て見ぬふりをしたこと、無意識の残酷。
電車の席を譲ったこと、誰かの涙に手を差し伸べたこと。

すべてが加算され、減算されていく。

けれど人々はすぐに気づく。
正しさは、数値にはならない。

いじめる者がプラスで、黙って耐えた者がマイナスに沈むんでいた。

だがそれは「皆んなの嘘」だった。

そして、新たな声が降りてくる。
「これは実験だった。本物の“徳”を、今から可視化する」

世界は歪んでいた。
善とは、悪とは、人が人であるとは──何なのか。

これは、一人の少年が“本物の生”を問う物語。

天国は、+100。
地獄は、それ以下。

君の徳は、今、いくつだ?
第一話 生きる資格
2025/08/02 00:49
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