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18.「映画 プリキュアオールスターズF」他、最近のプリキュア映画



 実はこの章、結構調べてきっちり最後まで書いたはずなのに、PCトラブルかWordのトラブルかは分かりませんがプリキュアの章が丸ごと吹っ飛びました(大泣)

 ついでに言うと、前章の「特典依存度」の章も結構修正に修正を重ね、不要と思った部分は思い切って削除したりなどしていた。しかし下書き部分などはWordに残っていたのでその記録までが吹っ飛んだ……そっちは完成版をカクヨムには載せてたからまだいいけどプリキュアは(大号泣)


 こういうトラブルが嫌だからUSB保存とか頻繁にしていたんですが、いよいよOneDrive本格利用を考えるべきなのか……

 泣いていても仕方がないので、もう一度最初から書いております。




 ******




 言わずと知れた、毎年恒例プリキュア映画。この作品はシリーズ映画の第32弾であり、かつシリーズ20周年記念作品でもある。2023年9月15日公開。

 2023年のプリキュアである「ひろがるスカイ!プリキュア」(通称ひろプリ)をベースに、全てのプリキュアが集い、20周年にふさわしい大決戦を繰り広げる物語。


 ひろプリ自体も20周年記念作品ということもあってか、作品内外で様々な施策が行われ大変話題になりました。

 公式初の男子レギュラープリキュア(キュアウィング・夕凪ツバサ)が登場したのもひろプリ。同時に初の18歳成人プリキュア(キュアバタフライ・聖あげは)、追加戦士として初の赤ちゃんプリキュア(キュアマジェスティ・エル)も登場し、本来のターゲット(入学前の女児)のみならず幅広い層の話題をかっさらった感がありました。


 ひろプリの前年まではコロナ禍や少子化、さらには東映アニメーション不正アクセス事件の影響による放送休止という大トラブルも重なり、玩具やグッズの売り上げも低迷していました。しかしひろプリを境に、その数字も次第に回復傾向に。

 それ以外でも、「キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜」や「魔法つかいプリキュア!!~MIRAIDAYS~」など、かつてプリキュアを視聴していたファン向けの続編も放映。

 さらにはなんと男子のみのプリキュア「Dancing☆Starプリキュア」(通称「ぼくプリ」)までが誕生。しかも結構な人気らしく、2025年12月には第3弾が予定されているそうです。


 ひろプリの翌年は犬や猫をプリキュアにした「わんだふるぷりきゅあ!」(通称「わんぷり」)が話題に。わんぷりはキュアフレンディ(犬飼いろは)とそれを支える男子・悟君との恋愛成就を描いたという点でも話題になりました。恋愛ならそれまでのプリキュアでもかなり描かれていましたが、わんぷりでの「告白→成就」は初。

 さらには悟君のペットである兎・大福も悟君と共に非常に人気に。


 そして2025年現在のプリキュアは「キミとアイドルプリキュア」(通称キミプリ)。

 これまた幼女たちに絶大な人気となり、玩具売り上げはここ10年でも最高レベルの模様。SnowManの佐久間大介が作中のトップアイドル・カイト役として声をあてているという点でも話題になっております。

 ちなみに私の姪っ子はこれをきっかけにプリキュアにハマりにハマってしまったw(キュアキッス大好きだそうな)


 恐らくこのキミプリの快進撃は、ひろプリから続く非常に多くの施策の賜物だったのではないでしょうか。

 その中でもやはりこの映画、「オールスターズF」の功績は大きかったのでは。

 何といってもシリーズ最高、興行収入15億円超を達成しております(2025年現在も破られておらず)

 お子様がメイン層となる(=客単価が低い)作品でこの成績はかなりのスマッシュヒットと言えるでしょう。



 前置きが長くなりましたが、さて、その「オールスターズF」の入場者特典はどうだったのか。

 まずはプリキュア映画といえば!の「ミラクルライト」。

 観客であるお子様たちが、ピンチになったプリキュアを一斉に応援するアレです。本作の場合だと全国70万個限定、かつ中学生以下限定で配布。

 しかしこのミラクルライト、コロナ禍の影響により約3年ほど配布していなかったらしい。つまりオールスターズFで久々の復活となったようです。


 復活記念となるこのミラクルライトは、公開初日からピンクとブルーの2色がランダム配布。

 この時点で早くもランダムかwと笑いが出てしまいますが、2種なのでまぁ許容範囲内でしょう。これにオレンジと濃いめのピンクと紫が追加されランダム5種になってたらさすがに渋い顔になってしまいますがw


 それ以外の特典はというと、Film Collection クリアカード。

「PRECURE」と書かれたロゴをバックに、各作品のプリキュアが描かれたクリアカードです。公開初日から1週間限定で全国60万部配布。さらには「全プリキュアLIVE」の先行抽選応募のシリアルが付属していたそうな。

 大人も子供も全員もらえる特典ですが、これがいきなりランダム20種。

 好きなプリキュアが全く来てくれず、劇場で泣き叫ぶ子供たちはいなかったのかと心配になるが大丈夫だったんだろうか。


 公開4週目となる10/7からは、さらに作品を絞った形で同じようなクリアカードを4週連続の週替わりで配布。ただしデザインは第1弾のクリアカードとは違い新規となっております。


 10/7~ ひろプリメンバー5人

 10/14~ ふたりはプリキュア~ハピネスチャージ!プリキュアまでの主人公キュア集結

 10/21~ Go!プリンセスプリキュア~デリシャスパーティプリキュアまで、映画で活躍したプリキュア集結

 10/28~ 映画オリジナルプリキュア2人


 さすがにランダムではないものの、怒涛の週替わり配布。

 こういうところから子供たちを少しずつ鍛えて毎週ランダムに慣れさせようという魂胆か……と思ってしまいますがw

 しかしランダムは(20種とはいえ)最初の1回だけだし、第1弾から2弾まではそこそこの期間が空いているし、第2弾からは週替わりとはいえランダムはなかったのはまだ良心的ともいえるでしょう。他の特典特化映画とかで感覚マヒしてるのかも知れないがw



 そんなこんなで興行的にも非常に好調だったプリキュア。

 翌年のわんプリ映画「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!」(2024年9月13日公開)での興行も前年に続けとばかりに好調で興行成績は12億超。「オールスターズF」に次いで、シリーズ第2位に!

 ひろプリ・まほプリ勢が仲間となって大活躍した他、悟&大福の男子コンビが遂に変身。人間の少年となった大福の声がなんと中村悠一という点も非常に話題となりました。


 こちらの入場者特典はどうだったかというと


 ・公開初日~:フレンドリング

 中学生以下限定で配布。ミラクルライトに替わる応援アイテムらしい。こむぎVerとユキVerの2種が各25万個ずつランダム配布。


 ・9/20~:クリアカード第1弾

 ワンダフル&フレンディ、ニャミー&リリアン、こむぎ&ユキ&大福でランダム3種


 ・9/27~:クリアカード第2弾

 ひろプリ、まほプリ、悟&大福(シークレット)でランダム3種


 ・10/25~:サンクスカード

 エンドロールで使用されているイラストのカード


 ……こうして見ると前年より一見控えめに見えて、実はランダム率高くないかと若干心配になる。

 悟&大福やニャミー関連は結構ガチめの争奪戦となったのでは……



 そして今年、2025年のキミプリ(「映画 キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!」 2025年9月12日公開)は


 ・公開初日~:ミラクルアイアイブレス

 ミラクルライト、フレンドリングに替わる中学生以下限定応援アイテム。

 プリリンとメロロンの2種、各25万個の計50万個がランダム配布。またか。


 ・9/19~:うちわ型クリアカード第1弾

 キミプリメンバー5人+響カイト+シークレットから7種ランダム


 ・9/26~:うちわ型クリアカード第2弾

 ひろプリ、わんぷりメンバーから9種ランダム


 ・10/3~30:特別ポストカード

 2枚1組のシークレット描きおろしイラストセット。キャラクターによる舞台裏トーク公開に合わせて配布。


 ・10/10~:色紙風イラストカード

 キミプリ・わんぷり・ひろプリメンバーが描かれたイラストカード。当然ランダム3種。


 ・10/17~:QRコードつきチケット風イラストカード

 キミプリメンバーのイラスト+裏面にスペシャルな本編映像が見られるQRコードつき。これもゲ謎真生版と同じ方式か。


 ・10/24~:ホログラムカード

 描き下ろしイラスト。さすがにランダムではない。



 ファイル消失前に書いた時より、キミプリ映画の特典が急増している……

 しかも毎週ランダム傾向が顕著に……どういうことコレ(;´Д`)

 鬼滅を2回目に観に行った時、プリキュア目当ての親子連れ滅茶苦茶多いなと思っていたがそういうことなのか!?


 しかし、特典が残っている劇場であれば前週前々週分の特典ももらえる?みたいな話もXで見かけた……確かに公式サイトでも「この特典は〇日までです」と期限を切っているわけではないし、その点は良心的なのか。

 特典がある程度出た後にもう一度観に行ったら、まだ残っていた特典をもらえるというわけか。可愛いものたくさんで(特にお子様には)嬉しいかも!?



 ちなみに、オールスターズFの前年のプリキュア映画(デリシャスパーティプリキュア)の入場者特典は

 ・ドリーミアリング(例によってミラクルライト的な中学生以下限定配布アイテム)

 ・スペシャルポストカード(ランダム4種)

 この2種のみ。ランダムがあるとはいえ回数自体が少ない。

 コロナ禍から明けたばかりというのも当然影響しているとは思うが、コロナ禍真っ最中のトロプリ映画やヒープリ映画も似たようなもので、それより前となるとさらに特典数は少ない。


 やはりここ数年のアニメ映画特典事情の影響で、プリキュアもランダム特典を推していくしかなくなったということか? もしくは東映の台所事情がキツめなのか。プリキュア自体は好調とはいえ、最近の東映作品は興行収入面ではかなり地味な印象だし。

 しかも50年続いた戦隊シリーズもついに終了という衝撃のニュースが先週入ってきた。昨今の戦隊ものは全く見ていなかったけれど、幼少時に散々夢中になった身としては寂しい限り。




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― 新着の感想 ―
子供がメインターゲットのプリキュアというコンテンツでも、今はこんなにランダム要素を盛り込んでいるのですか。 私が子供の頃によく見に行っていた映画ですとゴジラシリーズと大山のぶ代さん時代のドラえもん映画…
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