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返事

 言付け鳥を飛ばした翌日の昼、俺たちはフィリスが拠点にしていた場所へ向かっていた。


「そういえばどの鳥がフィリスに宛てて飛んできた鳥かなんてわかるものなの?」


 先生は今日は小屋で留守番をすると言い張ったので今は俺とフィリスだけだ。ファングの姿は見えないし、俺たち二人だけでも全然問題はない。


「うん。ほら、昨日紙には鍵がかかってるって言ったの覚えている?」


「ああ」


「あの紙にかかっている魔法はやり取りする二人の魔力で作るの。だから自分の魔力を探ればどの鳥がそうなのかはわかるわけ。魔力量はほんのわずかだから結構集中しないとわからないものなんだけどね」


「へええ。半分ずつってことはもしかしてケイコ先生の魔力もフィリスは判別できるの?」


「なんとなくならね。きちんとわかるのは自分のものくらいだよ」


 感心しているうちに目的地へと着いていた。小鳥が数羽離れた場所でたむろしているのが見えるけれど、俺にはどの鳥なのか──そもそも返事を携えた鳥が来ているのかどうかすら──わからない。


「どう、来ている?」


「うーん……」


 黙ったまま、息を潜めてフィリスは周囲を見据えた。


「──いる。さすがケイコ先生、仕事が早い」


 すでに鳥は来ているようだ。フィリスが杖を離れた場所にある木の高い枝に向けると、そこに止まっていた一羽の小鳥がせわしなく羽を動かせてこちらに向かって飛んできた。


「ツグミか」


 どうやらフィリスが飛ばしたツグミと同じ個体のようだった。新たに鳥を捕まえる手間を省いたのだろうか。ツグミはフィリスの肩に止まると「また来たよ」と伝えるようにさえずっている。


「ご苦労さま」


 フィリスは指先でそっとツグミの頭をなでると、俺の方をちらりと見た。


「きっと先生、あたしの手紙を読んですぐに返事を出したのだと思う。もしかしたら一日くらい間が空くかなって思っていたのだけれど、見通しが甘かったかな。ケイコ先生に会うことになったら、遣いの人のふりよろしくね、ルイ」


「『立派な』とはいかないかもしれないけれど、頑張るよ」


 ツグミを連れて俺たちはいそいそと先生が待つ小屋へと戻った。


***


 「おかえり。返事は来ていた?」


 小屋へ戻ると先生はソファの上で仰向けに寝そべって本を開いていた。


「うん、この通り。送った鳥を返事に飛ばしたみたい」


「へえ早いね」


 感心して先生は本から顔を半分ほど覗かせると、フィリスが捕まえてきたツグミを見ている。


「早いものだよな。いくら空を飛んでいるとはいえ、王都まで結構な距離あると思うんだけど」


 ソファから身を起こした先生は天井に腕を向け伸びをすると居住まいを正した。


「使う鳥の個性にもよるかな。その子は素直に飛んでくれる頑張りやさんだったんでしょう。あとでお礼に美味しいものでもあげなきゃね」


「ではでは、手紙を開けますよ」


 フィリスはツグミを机の上に乗せ、杖をとんとんと当てた。羽が一本抜き出てきて折りたたまれている紙になったかと思うと、次々と紙は展開していって広がっていく。紙が展開し終えると、フィリスは四隅を杖で突き、ツグミに杖を当てた。すると昨日手紙を出した時のようにツグミは踊りだした。開いたくちばしからは女性の声を発しながら。


『──ケイコです。フィリスさん、元気にしていたでしょうか。私の方は変わらず、学園とキカンを行ったり来たりの毎日です。色々お話したいのですが、手短にいきましょう』


 ケイコ先生という人物の声なのだろう。大人の、落ち着いた女性の声がする。咳払いをするとケイコ先生は続けた。


『帰郷するつもりだという突然の知らせにはとても驚きました。でも先生、驚きと同時にどこか安心した気持ちを持ったことも事実です。フィリスさんが無事に国へ帰ることができるのであれば、やはりそれが一番いいと思います。お兄さんやネイリムに先に帰った貴女の学友も、きっと喜ぶことでしょう』


 そこまで語るとツグミは舞うのを止めて紙の上をうろうろとしていた。きっとケイコ先生も次の言葉を選んでいたのだろう。やがて少し間をおいて、再びとんとんと続きを舞いだした。


『魔法書を返したいという件ですがわかりました。ルーシュで会いましょう。わかりますね?フィリスさんが拠点にしていた地点からは東にある街、ルーシュです。日時はそうですね、急に仕事を休んでは私が怪しまれてしまうので、明日──つまりフィリスさんがこの手紙を読んでいるであろう日──は仕事を片付けるのに集中させてください。だから次の日にルーシュに向かおうと思います。フィリスさんも安全第一でルーシュに来てください。そこで待ってますからね』


 フィリスはうなずきなから、一言も聞き漏らすまいと舞い続けるツグミをじっと見ていた。


『それと──いえ。あの、迎えに来られた方にもきちんと謝罪とお礼を伝えたいので、ぜひ一緒に来てください。よろしくお願いしますね。それでは、ルーシュで会いましょう』


 ツグミはケイコ先生の言葉を語り終えた。役目を果たしても飛び立って逃げようとはせず、首をかしげつつちょこちょこと机の上を歩いている姿が妙に可愛い。


「……先生には申し訳ないことをしたなあ。きっとあたしの手紙を読んですぐ、大急ぎで夜に返事を用意したんだと思う」


「ごめんね、フィリス。私のせいで要らない気を回させてしまって」


「ううんこれくらい。マリナには助けてもらって、お世話になっているんだもの。いつかケイコ先生にもあたしからちゃんと謝罪するわ」


 今日はフィリスの魔力を感じ取ろうと集中していたつもりだったけれど、結局何もわからなかった。言い訳が許されるのなら、ケイコ先生からの返事の中身が気になってしまったと主張したい。


「それにしてもどうして街中で会うことを指定してきたんだろう。別にフィリスが拠点にしていた場所で会っていいはずだよな。むしろ人目のない場所で密会した方が二人にとって都合がいいような気がするけど」


「あ──そういえば」


 フィリスもちょっと不思議に思ったようで、俺たち二人は鳥の真似をしてるみたいに首をかしげた。


「……フィリスを迎えに来たって人物をまだ信用していないんじゃない?迎えに来た人も顔を見せろと念押ししていたし。きっとルーシュで人となりを見極めるつもりなんでしょう。もし万が一悪意のある人間なら、誰も居ない山の中で対応するよりも人目のある街中の方が何かと都合がいいでょうし」


「ああそういうことか。慎重な人なんだなケイコ先生って」


 先生の推測に納得していると、更に先生は言葉を付け加えてソファから立ち上がった。


「貴女のことを大事に思っているからこその慎重さなんだと思うよ」


「うん……」


 フィリスは感慨深げに白紙を眺めている。きっと今彼女の胸中は複雑な思いがないまぜになっているのだろう。このままケイコ先生に嘘をついてもいいのかという罪悪感とか、ここを乗り切ればこの小屋で腰を据えて落ち着いて魔法を学べる喜びとか。


 我を通すことの後ろめたさは俺にも心当たりがあった。俺の祖父は「いつでも帰ってこい」だなんて言ってくれていたけど、何も収穫を得られないまま帰ったらきっと俺は負い目にやられて潰れてしまう。


 フィリスの背中を黙って見守っているマリナ先生はどうなんだろう。こんな気持ちを抱いたことあるんだろうか。そんなことをふと思った。


 フィリスは迷いを断ち切るように広げていた白紙を勢いよくたたみ俺の方を向くと、


「よし、ルイ!明日に向けて準備をしましょう。あたしの従者にばっちりなりきってもらうわよ!」


 無理に気合を入れて笑ってみせた。


「──ああ。任せとけ!」


 フィリスの覚悟を無駄にしないためにも、俺がしっかり演じないと。


***


 次の日の朝。俺とフィリスは二人でルーシュへ向かう街道を歩いていた。


「マリナもあたしたちと来ればよかったのに」


 ケイコ先生の前に出ずとも陰からこっそり見守ることだってできただろうに、先生は万に一つもケイコ先生に見つかってはいけないと来なかった。その代わりに──。


『ちゃんとこっちで聴いているから安心して』


 今、俺の服の胸元のボタンの一つはマリナ先生が作った魔導具になっている。こちらの音を小屋にいる先生に届けて、マリナ先生の声をこちらに届けてくれる魔導具だ。


***


 「こちらからあちらへの一方通行のものなら見たことあるけど、双方向のものはすごい、初めて見た!」


 まだ服に取り付ける前の、俺の目にはただのボタンにしか見えない魔導具をつまんでフィリスは感嘆の声を上げた。先生の部屋の机の上には対になっているというボタンが置いてあり、試しに使ってみると確かにこちらの声が届くし向こうの声が聞こえる。


「でしょう。ちょっと頑張った」


 得意げに先生は腕を組んでふふんと鼻を高くした。


「別にケイコ先生に害意はないだろうけど」


 ボタンをためつすがめつ眺めるフィリスの横でぼやいた俺に先生は「違う、違う」と応じる。


「教え子がしっかりネイリムから来た遣いのふりをしているか、教師としては見届けておかないといけないでしょ?」


 半分以上は絶対興味本位なだけだと直感でそう思った。ただまあ、離れているとはいえ先生が聞いていると思えば心なし安心するのも事実だ。それを認めるのは少し恥ずかしい気もするから黙ってうなずいたけれど。


***


 そんなわけで今この場にいない人と会話をしているという不思議な感覚に包まれながら、俺たちはルーシュへと向かっている。肩にはケイコ先生に返却する魔法書が大量に入った荷袋を背負って。


『ルイ、フィリスの──上官の妹君という設定の人の荷を持っているわけだから、もうちょっとおしとやかに歩きなさい。歩く時ガサガサって音がちょっと気になる』


「お、はい。わかりました」


 こちらの音が向こうに聞こえているということは、先生の方からの音もこちらに聞こえるわけで、耳をすませば飲み物を飲んだ時コップを机の上に置く音や、動かした椅子がきしむ音など聞こえてくる。先生と会話できるのは便利だけど、ケイコ先生にこの魔導具の存在を──陰から盗み聞きしているマリナ先生の存在を──秘密にしておくためには、向こうの音が聞こえてくるのはちょっと不都合があるかもしれない。


「ルーシュに着いたら先生、静かにしててね」


『当然。わかってるって。それよりもルイの方こそ、しっかり従者になりきりなさいよ』


「わかっております。ささ、フィリス様。先を急ぎましょう」


 俺はと言えば、先生に言われるまでもなく街に入る前からすでに気持ちだけは従者モードだ。マリナ先生に対しては兄になったり、フィリスに対しては従者になったりと、己を偽ってばかりで妙なことが続くなと思う。


「なんだかこそばゆいなあ。ルイがあんまり喋らないで済むよう頑張るから、気を張りすぎないでね」


「はい」


 立ち止まって恭しく、ちょっとわざとらしすぎるくらいに一礼をしてみせた。


『気を抜いてふざけているとやらかすぞー』


 たしかに誰かがこれを見ているならば問題だろうけど、街道を歩いていても誰ともすれ違わない。


「うんまあ先生の言う通りではあるんだけどさ。他に歩いている人全然いないし人目はないから」


「テオ山を越える経路ってほどほどにしか使われないしね。だからこそあたしここに隠れようって決めたわけだし。それよりもさ、ファングが結局あれから全然姿を見せないの、あたしちょっと気になってる。結構な数がいたはずなんだよね」


 フィリスの言う通り、ファングの姿を突然見なくなったのは少し不思議に思う。マリナ先生が魔法で蹴散らした後、これでは敵わないと縄張りを移動したのだろうか?しかしあの夜のしつこさを思うと、あっさり引き下がるのはファングらしくない気もする。


「出ないならそれに越したことはないけれど……それにしても急に出なくなるのは不思議だよな」


『たしかに。一度この山を調査した方がいいかもね』


***


 道を行き続けてもうすぐルーシュというところで、道の先から不穏な気配がしていることに気がついた。


「──待って!フィリス……様」


 彼女の腕を掴むと、俺は一歩先に踏み出て、前方に意識を集中する。


「どうかしたの」


「何か変な気配だ」


 そこから一歩ずつ、慎重に歩を進めた俺たちが見た光景は、ボロボロになり変わり果てたルーシュの街の姿だった。


「先生、大変だ。ルーシュの街が何かに襲われたみたいでめちゃくちゃになってる」


『人?魔物?』


 一呼吸置いてよく観察してみたけれど、何の、誰の仕業か判然としない。


「わからない。まるで強烈な嵐が街を通り過ぎたみたいだ。火の手なんかは上がっていないけど……今から街に入ってみる」


『気をつけて。何かあればすぐに二人で逃げてね。いい?』


 俺たち二人は了解の返事をすると、ルーシュの街へと入った。


***


 「いったいこれは……?」


 街の中に入ると外から見るよりもあちこちを壊されているという印象を持った。多くの家が外装を破壊され、壁には穴が空いている。中には崩れてしまっている家さえある。街の有力者なのだろう。大きな家など植え込みも広い庭も荒らされているものだから、余計に見るも無惨な印象を与えていた。多くの人が家から出て身を寄せ合って何事かを相談していて、街に入ってきた俺たちを見ても、今は自分たちのことで精一杯という感じでちょっと視線を向けるだけだった。


「よそ者の俺たちに警戒する様子はない、ってことは街を襲ったのは人じゃない……のかも」


 フィリスにもボタンの向こうの先生にも聞こえるように俺は呟く。街に入ってからは先生は完全に沈黙していて、物音一つ立てずにいるようだった。


 きれいに均されていたはずの石畳の街路も所々荒らされ、荒れたむき出しの地肌が凸凹の道を作っている。


「ねえこれ」


 フィリスが指差した地面はたくさんの生き物に踏み荒らされたようで雑然としていた。だがよく見るとはっきりと、ある生き物の痕跡を残している。


「これ、ファングか……?」


 足跡と残されたわずかな毛は魔物であるファングがここにいたことを示しているように思う。俺たちが戸惑っていると、聞き覚えのある声が俺の名を呼んだ。


「ルイくん?ルイくんじゃないか!」


 ここを訪れた時にお世話になった宿の主人のダモさんだった。酷くやつれた顔をしているが、怪我をした様子はなく俺は少しほっとした。


「ダモさん!これはいったいどうしたんだ?」


「ああ……ひどい光景だろう。昨晩のことさ。ファングがこの街を襲ったんだ。あいつら真夜中に突然やってきたかと思うとこの街を思うままに壊していきやがった。私の宿もご覧の通り……めちゃくちゃにされてしまったよ」


 ダモさんの宿屋は完全に破壊されて崩れていた。レオハルトと出会った談話室がどのあたりにあったのか傍目にはもうわからない。


 しかし妙だ。ファングが人を襲うのは変でもなんでもないけれど、それはあくまで彼らの縄張り圏内に侵入してしまった場合だ。故郷のネヴトコでも一時期は村のとても近くにその縄張りがあったけれど、それでもファングが自ら人の居住区に襲ってくるなんて事件、俺は体験したことも聞いたこともない。


「ファングが群れで街を襲うなんて……」


「そうなんだよ。この街にずっと暮らしているけれど、こんなこと私も初めてだ。魔王がまだあった時でさえ、他の魔物はともかく、ファングの群れが街を襲うなんてことなかったのに」


 ダモさんはぶるりと身を震わせる。


「ただ幸いなことに軽い怪我人が出た程度で死人は出なかったんだ。あいつら、まるで探しものでもしているみたいだった。家の中に入り込んできても俺たち住人を襲う素振りなんかなくて、目もくれないんだ。その代わり──と言ってはなんだが、家の中をぐっちゃぐちゃに何もかもひっくり返していったよ」


 崩れた自分の宿を眺めて、ダモさんは深いため息をついている。俺の背後からフィリスがそっと言葉をかけてダモさんを慰めた。


「大変でしたね。心中をお察しします」


「ん?ああ、ありがとう」


 ダモさんは俺の背後に居たフィリスが何者なのか気になったようだけど、あえて彼女を紹介しなかった。ダモさんは俺が北方から来たと知っているし、ここで異国の者であるフィリスのことを正直に紹介して変に話がこじれるのは避けたい。


「ダモさん、それでファングはどこへ?」


「テオ山に帰って行ったよ。どうにかこうにか混乱から立て直した私たちが態勢を整えた時にはね。探しものを見つけたのか、何なのか……」


 俺たちが通って来た道を指差してダモさんは頭を振った。


「ただもしかすると今夜もまた襲ってくるんじゃないかと、私たちは戦々恐々でね。急ごしらえでも防壁でも作るかと相談していたんだ。皮肉にも木材は山程あるから。王都に緊急の伝令を出してはいるが、近いとはいえこんな田舎だ。別に貴族が逗留されているわけでもない。すぐに救援が来ることはないだろうしね」


 ルーシュ街の窮状も心配だけれど、問題はケイコ先生だ。見渡す限りその人らしい人影は見えない。もし昨夜のうちに王都を出て先に来ているならば、街に入ってくる人物を観察し俺たちが来たところで接触してくるはずだ。それなのに未だに姿を見せないということはまだ来ていないのだろうか。


「あ、あのっ」


 フィリスが堪えきれずといった様子でダモさんに声をかけた。


「はい?」


「こんなに大変な時にごめんなさい。宿をやっていらしているということですけど、女の人が一人、昨夜泊まりませんでしたか?いえ、あるいは今朝方街の外から来たとか」


「宿泊客の中にいなかったけれど、朝早い時間帯にここに来た女の人ならいたよ。名前は聞かなかったが、中央(ガラリア)から来たみたいなことを言っていたかな。この街の惨状を見てすごく心を痛めてくれていたみたいなんだが、ファングどもが山の中へ戻っていったと話したら血相を変えて飛び出して行ったんだ。おびえて王都に帰ったのかなあ」


 きっとおそらくその女性がケイコ先生だ。彼女はきっと帰ったんじゃない。フィリスが山の中にまだいると信じて、ファングからフィリスを守ろうと慌てて山の中へ単身乗り込んだんだ。


「それじゃあ──」


 フィリスも俺と同じ結論に達したのだろう。今すぐここを発ちたいと視線が告げている。俺たちは顔を見合わせると互いにうなずきあった。


「ダモさん、ごめん。防壁とかこの街を立て直すの手伝いたいんだけど、ちょっと俺、行かなきゃいけない」


「いやそれは構わないがそれより──」


 「魔法使いには会えたのかい」というダモさんの言葉を置き去りにして、俺とフィリスは来た道を駆け戻っていた。

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