決戦!対粘性緑色軟体生物 決着
7:00に投稿できず申し訳ありませんでしたぁ!
理由→もう書き溜めがないから(?!)
この理由から分かるようにこの駄作は見きり発車で始まったんですよ…
少し膠着状態が続く。本当にどうしよう。取り敢えずもう硬式バットに用はないかな……
「─」
スライムが短く鳴くと、今度は突進をしてきた。咄嗟に持っていた硬式バットで迎え撃つ。
「愛してるぜ硬式バットォ!」
しかし、構えていない状態から咄嗟にバットを出したため、振り抜くことはできずバントのような体勢になる。
衝撃に備えていると案の定吹き飛ばされてしまい、またダンジョンの壁と激突してしまった。
「っ!……やっぱり痛いものは痛いな。さてどうすっかなー」
たった今一つのプランを思い付いた。しかし、このプランは容易に瓦解するものだし成功率も高くはない。だが
「賭けるしかないよな」
深呼吸。気持ちを整える。昂った気持ちが沈まり視野が広がるのが分かる。
「さあ、いくぞ」
距離を詰めるために前に出る。スライムはそれを見てか、こちらへ突進してくる。
説1
前方向から働く力のみ対抗手段を持っている。
つまるところそれ以外の方向から働く力には対処できないという意味であり……
「下方向からタイミングを合わせて打ち上げれば突進があたることはない」
実際に、突進してきたスライムは勢いそのままに壁にぶつかった。
説2
スライムにも体力があり、突進する度に減っていきだんだんと突進の威力が弱まる。
スライムがもう一度突進してくる。俺は明らかに最初より速度の遅くなったソレを迎え撃つ。
「──ここだ」
硬式バットを全力で振り抜くと、スライムに当たった。勢いだけを見るとスライムが吹き飛ばされたように思えたが、こちらの力不足だろうか、少し後退させるだけに留まった。しかし初め明らかに力負けしていたあのスライムを後退させたのだ。この事実だけでも一気に勝ちに近付いた。
しかし侮ってはいけない。スライムにはもう一つ攻撃手段があるのだから。
「───」
「来た」
スライムが酸を吐き出す。と同時に前へと駆け出す。
説3
【溶解】を使った後には少しの間動くことができない。
そしてさっき【溶解】を使われたとき、スライムは俺の上半身を狙って酸を発射していた。ということは
「下は…通り抜けられる」
スライディングの要領で酸をくぐり抜け、スライムへと接近する。そしてやはり動くことができないのか、俺がバットを振り上げても微動だにしない。
やれる!そう思ってバットを勢いよく振り下ろす。急に動き出して……何てこともなくスライムはバットに潰された。
一応、距離をとりもう一度動かないか警戒していたが蒸発するように消えていき、ドロップアイテムだけが残った。
「シャァァァ!」
勝てたという実感がわいてきて思わず叫んでしまう。……いや、よく叫んでるか…ま、まあそんなことはどうでもいいんだ!取り敢えずステータスを確認しよう。
「【ステータス】」
Name 神崎 心也
職業 ???
スキル
【女神の祝福】
称号
呪われし者、女神と邂逅した者
状態
呪い<極>
うん、まあそりゃあなにも変わってないよね、うん。
「【解析】」
呪い<極>
・経験値取得不可
・スキル取得不可→スキル取得可能
・武器装備不可
・ステータス大幅減少
・敵対心大幅上昇
・強化魔法、弱体化魔法無効
解除条件1
モンスターを1体倒す。→達成<報酬が選択できます>
解除条件2
ダンジョンの3階層に到達する。
解除条件3
<閲覧禁止>
解除条件4
<閲覧禁止>
解除条件5
<閲覧禁止>
解除条件6
<閲覧禁止>
報酬ってなんだ?と思いつつ文字が表示されているところをタップしてみる。すると、
<報酬>
①【拳法】
②【感覚強化】
③【速度上昇】
【拳法】
拳を使用した行動に常に少し補正がかかる。また、熟練度が上がると補正の度合いが上昇する。任意で解除可能。
【感覚強化】
五感に常に少し補正がかかる。また、熟練度が上がると補正の度合いが上昇する。任意で解除可能。
【速度上昇】
移動時の速度に常に少し補正がかかる。また、熟練度が上がると補正の度合いが上昇する。任意で解除可能。
さて、どれにしようか…
感想や評価を是非よろしくお願いします!
もしかしたら投稿頻度が上がるかも…?
つまりやる気の問題