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151〜156 机がすすだらけ
151
「博士〜賢者の石使ってみようよ」
「え、そんな貴重なシーンが見れるのか……!」
「よし、セット!」
わたしはママに教わった通りに杖に賢者の石をセットした。
「火魔法!」
「おおっ!」
「いぇーい。ガチャで出てないけど使えた!」
「ここお前の部屋だけど大丈夫か?」
「あっ」
152
「どうしようママに叱られる……」
「怒ったら怖そうだな。むしろ怖いよな」
「コラってされてお小遣い減らされる……!」
「娘め!」
153
(うーん。なんとかして博士の秘密を知りたいなあ)
「ママ、博士の秘密って知ってる?」
「何この部屋」
「あっ」
154
「部屋の中で魔法を使った⁉︎ 馬鹿にも程がある!」
「ゴメンナサイ……」
「大体回復魔法あるでしょ。それ使いなさいよ」
「え」
155
「そんな魔法あるの?」
「? 知らないの?」
「知らない」
「博士が教えてないのね。あとで叱らないと……」
「やめてあげて!」
やめてもらった。
156
「まあ魔法の種類については次話で博士に教えてもらいなさい」
「最近メタ発言多いな」
つづく




