145〜150 マユちゃんは何も知らない
145
「ってことがあったんだよマユちゃあん! どう思う??」
「どうって……。博士大変だなあと思うわ」
「博士の秘密もとうとう知っちゃったし〜」
「えっ」
「えっ」
146
「マユちゃん博士の秘密知ってるって言ってたよね?」
「あんなのハッタリよ。ヤバい秘密を隠してることは知ってるんだけど……」
「しかも急に入院するし……」
「博士入院したの⁉︎」
「……ウン」
147
「仲間外れにされた気分だわ……」
(実際仲間外れなんだけどね……)
「口が軽いから秘密にされるのかしら?」
(それだ……)
148
「マユちゃん口軽いの?」
「というか意識外での独り言が激しいから人に把握されるタイプね」
「ヤバいじゃん」
「家に一人でいると独り言増えない?」
「最近ずっと博士がいるから分からないな〜」
「……」
149
「博士ってあなたに過保護よね」
「え? そう?」
「わたしの研修の時は三日くらいで終わったわ」
「短っ」
「それも面倒くさそうだったわ」
「マユちゃんかわいそう……」
150
「あ、でも前に博士は特別、みたいなこと言ってたよね?」
「ああ、あれは……」
「何々?」
「魔法少女になって魔物をブッ倒すことでストレス発散できて痩せることが出来たから、それへの感謝」
「な、なるほど……」
つづく




