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127〜132 博士へお見舞い



127

今までのあらすじ!

→博士が入院したらしい

「博士ー!」

「うるさい……。あ、サトルとニート」

「サトル君から聞いたよ! 入院してるんだって⁉︎」

「ここ病室だし見りゃ分かんだろ」

「なんで入院してるの⁉︎」

「過労」

「oh…」




128

「大学内で倒れた」

「マジか」

「まあ最近忙しすぎだし眠れてなかったしいっそ不眠になってきたし」

「やばいな」

「やばいね」

「論文制作しないといけないのに……」

「考え方が社畜だよな。こんな大人になりたくない」

「病院から抜け出さないように看護師さんに見張ってもらお」




129

「てか博士入院できるんだ?」

「戸籍は偽造してある」

「……」

「ボスの力で」

「出てくると思ったー」




130

「俺が大学に入学できたのも戸籍(偽)があったからだな」

博士は窓を見る。

空は雲ひとつない青空だった。

「しかし重大な欠点がある」

「ん?」

「俺は20代の見た目だから、歳を取った昔の戸籍は捨てて新しい戸籍を作っている」

「うん」

「年齢的には俺、73なんだ」

「へー」

「本来年金をもらえる歳なのに納税ばかりしている! 延々と!」

「た、たしかに!」




131

「てかお前昼夜逆転なおってないか?」

「……たしかに! じゃ、タイトル変えないと!」

「メタ発言やめろ」




132

「いっそ税金を払うために組織で働いていると言える」

「博士も苦労してるんだね〜」

わたしがそう言うと、博士はじっとわたしの顔を見た。

「へ? なんか付いてる?」

「ボスの娘でニートなお前が二重の意味で憎い……!」

「サトル君、わたしの安全のためにも寝かしたほうがいいよね?」

「そうだな」

すぐさま眠り魔法をかけた。

この部屋が1人部屋でよかった。




つづく







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