97〜102 魔物は倒さない!
97
「さあ魔物がいたぞニート」
「あれは火力魔法で倒せる魔物だねっ」
「ああ」
「そしてわたしが今回引き当てたのはこれっ! 水魔法っ!」
「……」
「ダブったーー!!!」
「早く倒せ」
98
「どうやって倒せばいいの?」
「さあ?」
「博士倒してよ〜! 無理だよ〜!」
「ん? 母上から教えてもらってないのか?」
「何を?」
「……自分で聞け」
「ママの秘密何個あるの⁉︎」
99
マユちゃんち
「ってことがあったんだ〜」
「魔物はどうしたの?」
「え? 人に害は加えないし、無理に倒す必要もないし、向こうもこっちに気付いてなかったし、博士も倒してくれなかったから逃げた」
「へー」
「てかママから何か教えてもらってない? 博士が言ってたんだけど……」
「好きな魔法が出る踊りを教えてもらったわ」
100
「これよ」
…………
「……マユちゃんそれ多分ママに騙されてる」
101
「ま、まさか! でも薄々そうじゃないかと……!」
「騙されやすいんだな〜笑笑」
「博士の秘密は知らないくせに……!」
「え、マユちゃん知ってんの⁉︎」
102
「教えてよ〜! あ、勉強教えるから!」
「結構! それに教えたら……」
「教えたら?」
「博士泣くだろうし……」
「え、めちゃくちゃ知りたい!」
「サドかあなたは」
つづく




