91〜96 ミユキの知り合い
91
「そういやサトル君と博士ってどうやって知り合ったの?」
「ボスに紹介されたんだ」
博士はそう言って袖をめくって、手首を見せた。
「そしてこれがその時サトルに付けられた傷だ」
「サトル君って猫かなんか?」
92
「今もだが、昔は今より人間嫌いが激しかったんだ」
「……なにかあったの?」
「まあ両親が人外っていうのもあるが……」
「が……?」
「ボスが」
「またママだよ!!!!!」
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「マユちゃんはサトル君のこと知ってるの?」
「いや知らない。てか教えちゃダメだろ」
「WHY?」
「浪人生と中学生だぞ?」
「理解」
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「とにかくマユちゃんには秘密にしよう!」
「まあな」
「博士口軽そうだから気を付けてね?」
「軽くないわ。お前はどうなんだ?」
「友達マユちゃんしかいないから言っちゃいそ〜!」
「お前が1番危ないじゃないか」
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「いやぁ、でも知り合いが増えるっていいよね♪ 今まで友達いなかったからな〜」
「まあニートだしな」
「夜中に寂しくて、ネットして、チャットとかでネッ友作ったけど出会い厨とかばっかでいい友達できなくて虚しくて出会い厨関係ないサイトとか見て本とか読んでたら昼夜逆転したんだよね…」
「友達増やして昼夜逆転なおせ」
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「え? そしたら夜寝るから魔物倒せなくなって魔法少女じゃなくなるよ〜? いいの〜?」
「別に。こんな世界知らないほうがいい」
「博士……」
「それに、父親が龍人だって知りたかったか?」
「知りたくなかったーーー!!!」
つづく




