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しづく 愚か者の列に並んだ者  作者: はるあき
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24.圭人9

 圭人は目を覚ました。

 真っ暗で回りには誰かいる気配もない。

 ゆ、め?

 雲のような子供。

 子供と遊ぶしづく。

 あれは夢だったのか?

 あの幸せな時を作りたかった。

 あの幸せな時を作れなかった。

 何が悪かった?

 誰が悪かった?


『ダメだよ、人のせいにしたら』


 声が聞こえたような気がした。

 子供に諭されるなんて・・・、情けない親だ。

 それでも子供たちは、圭人を許してくれた。

 ─それでいいのか?

 しづくも謝ってくれた。

 ─何故、謝る?何故、謝れない?

 浮気も仕方がないと言ってくれた。

 ─本当に?しづくは、そう思っている?

 ─本当に浮気は、仕方がなかったのか?

 答えが見つからない。

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