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4話〜進化〜

...


...ん?


何か…体がベトベトする...


!?


なんだこれ!!


俺が目を覚ますと体が糸で拘束されていた。周りを見渡してみると、体色が黒で統一され、目だけが赤い蜘蛛がいた。


種族 :ダークスパイダー

状態 :通常

Lv :4/20

ランク:G+


HP :41/41

MP :19/23

膂力 :25

守備 :12

敏捷 :30

魔力 :19


種族スキル

【糸:Lv7】


耐性スキル

【麻痺耐性:Lv2】【毒耐性:Lv5】


通常スキル

【毒生成:Lv7】【噛みつき:Lv5】【麻痺毒:Lv2】【気配遮断ステルス:Lv3】【影縫い:Lv2】【暗視:Lv5】


称号

暗殺者アサシン


...物騒な称号持ってやがる、


暗殺者アサシン

【条件:不意打ちによる一定数の対象の絶命。】

【初撃にダメージのブーストがかかる。】


初撃にダメージのブーストって...俺のHPは減ってないから発動してないんだろうな。どのくらいブーストがかかるか分からない以上警戒すべきだな。てか、こんなことしてないで逃げないとヤバい!!


俺は急いで自分の体に火の息を吐いた。


アッチャァァァ!!


火って自分にもダメージ入るのかよ!


〖熟練度が一定に達しました。スキル【火耐性:Lv1】を獲得しました。〗


そんなこと言ってる場合か!!早く消火しないと...そうだ!


ウォーター!!


俺は自分に向けてウォーターを使った。目の前の空中に魔法陣が展開され、そこから水が出てきた。元々攻撃魔法だからかダメージは俺にも入ったが、消火には成功した。


こっから反撃タイムだ。


俺が動き出そうとすると脚が動かない。下を見てみると小さな魔法陣が展開されていた。


クソッ影縫いか


俺が足元に気を取られていると、ダークスパイダーが飛びかかってきた。


ガァ"ァ"ァァァ!!


噛まれた部分を見てみると肩の肉が食いちぎられていた。HPでは13のダメージだった。


痛いしまずい...あの速さなら火の息も他の攻撃も当たらないかもしれない。しかも影縫いのせいで逃げようにも逃げられない。...博打になるかもしれないがあれしかないか。


肩の痛みを堪えながらダークスパイダーを向くと、奴はこちらの様子を見ていた。俺がその場で蹲り弱ったフリをすると、あいつは襲いかかってきた。


まだだ。まだ。...今だ!!





カウンター!!


俺はタイミングを合わせてダークスパイダーの脚へ噛みつき引きちぎり地面へ叩きつけた。


『ガギャ』


よっしゃぁ!成功だ。でもカウンター使うと全身を酷使するから身体的負担がデカいな...っと影縫いの魔法陣が消えてる。奴にトドメを刺さないと。


ダークスパイダーは叩き付けられたダメージが大きかったのか、脚を痙攣させるだけで動く気配がない。

俺はヤツの元へ近ずき頭を引っ掻きで切断した。


〖経験値が一定に達しました。Lv10/10Maxになりました。〗

〖進化が可能です。〗

〖余剰分の経験値を種族スキルに熟練度として取得します。〗

〖熟練度が一定に達しました。【鱗:Lv2】が【鱗:Lv5】になりました。〗


やっと終わったぁ。実際には10分にも満たない戦闘だったんだろうけど。とにかく今は肩の止血をしないと。


そうして俺はダークスパイダーの体を咥えて薬草のある所へ移動を始めた。その道中


そう言えばさっき進化が出来るみたいな表示があったな。


俺はその時の表示を頭に思い浮かべると


【種族:レッサーベビードラゴン〘進化可能〙】

【進化先】

➥【種族:レッサードラゴン】

【ランクF】

➥【種族:ベビードラゴン】

【ランクG+】


このような進化先が表示された。


...てゆうか進化ってなんだろ?


【進化】

【条件を満たした魔物のみが可能な成長。】

【進化の共通点はLvMaxになることだけ。】

【自身の魔力マナと周りの魔力マナを使用し行われる。】

【基本的に魔力マナにより全身の組織が組み換え・構成されるため見た目が大幅に変化する。】


なるほどこれが進化か、全身の組織を組み換え・構成って怪我も治るのかな?じゃあ次は進化先を


【種族:レッサードラゴン】

【最弱の龍種の成体】

【龍としての最低限のステータスは持つが飛行すらままならない。】

【その弱さのため繁殖力が他の龍より高く数だけはおおい。】

【成体になったレッサードラゴンのほとんどは特殊なスキルを持った個体である。】

【ランクF】


【種族:ベビードラゴン】

【幼体の龍】

【この龍は弱いが全ての龍に進化する可能性をひめている。】

【このことから〖神の子〗や〖忌み子〗と呼ばれる。】

【翼は小さいが短時間の飛行が可能である。】

【ランクG+】


どっちにしても今よりは強くなれそうだな。それにこの怪我ももしかしたら治るかもしれないし...


俺は岩陰に隠れると進化を今することにした。


もちろん進化するのは...





ベビードラゴン一択でしょ


俺が進化先をベビードラゴンに決めると体から光の粒子が溢れ出し始めた。


おぉ進化が始まったのか!!どんな見た目になるのかなぁ


そんなことを考えていると突然全身が倦怠感に包まれ更に体のいたる所から激痛を感じた。今まで感じた事のない激痛に俺は悶絶しながら意識を失っていった。





〖進化に成功しました。〗

〖【種族:レッサーベビードラゴン】が【種族:ベビードラゴン】になりました。〗

〖進化に伴って種族スキル【竜:Lv1】が覚醒しました。〗

〖進化による熟練度が特定のスキルに与えられます。〗

〖熟練度が一定に達しました。スキル【飛行:Lv1】を獲得しました。〗

〖熟練度が一定に達しました。【噛みつき:Lv3】が【噛みつき:Lv6】になりました。〗

〖熟練度が一定に達しました。【引っ掻き:Lv1】が【引っ掻き:Lv3】になりました。〗

〖熟練度が一定に達しました。【火の息:Lv3】が【火の息:Lv4】になりました。〗

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アカウント名・叢雨 (ムラサメ)

@murasame_narou

#なろう #叢雨 #ムラサメ

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