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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

ハッピーレディーとモブ沢山。

掲載日:2017/07/17

GO!٩( 'ω' )و!!

目の前で死体を数人が囲み、声を上げながら弄くり回す。


楽しそうに。




此処に居るのは、本当に人なのだろうか。


常人が見たら、卒倒しかねない。


現に少しこういったことに耐性がある自分でさえ、今の状況が脳裏に焼きついていく。


其れ程、見るに耐えない光景である。


この光景だけを見ると、動物とヒトの境界がサッパリ分からなくなる。


うん?動物。けもの。


…あぁ、、ヒトも、けもの、か。


なぁんだ、人間じゃ、、ないのか。

限りなくけものに近い、ヒトってぐらい?


…いや、よくよく考えると、ヒトとして、至ってマトモなのかも。


だって、





頭の中が、どうなってるのか知りたい。


目玉を引きちぎってみたい。


口が何処まで開くのか知りたい。


人間の重さを知りたい。


匂いが知りたい。


脳を掻き出して、眼底から指を突き出してみたい。




知的欲求を満たしたいのかも。


ううん、死体に触れる事による、感染症のリスクを知らない。

…ただの馬鹿なのかしらん。


どれも間違ってはいないだろう。





ポッカリと空いた後頭部に手を突っ込むひと。


頭部を掴み、引き上げるひと。


口腔内に手を入れ、口をこじ開けるひと。


瞼をぞんざいに避け、目玉を取ろうとするひと。


目玉を引きちぎった後に飛び出た白色の視神経を突くひと。


その目玉、切るとドロリとした透明の液体が出るのよ。

それでね、裏側は黒いの。

あ、そうそう。

よーく探してみて!

まぁるい水晶体があるのよ!

ホルマリンに漬けてしまうと、濁ってしまうから、見れるのは今だけよ?


小さいけど、とっても綺麗なの。


現状を知識に代替してみる。


少し、落ち着いた。

自分で聞こえるほど躍動していた心臓の心拍数が減っていく。


…彼は、いつ死んだのかしら。


誰かが腹を痛めて産んだ子なのに。


その痛みも、今は全て無に帰るのね。



他のひとも、同じだろうに。

同じ目に会えばいい。

そうすることでしか、"彼"の痛みは分かち合えない。


想像は想像。所詮、現実にはなり得ないのだ。

レアケースが存在する可能性が否定出来ないので、絶対とは言わないが。


とまれ、こんな時でも思考は止まることを知らない。


死を目前にしたとしても、自我を失うなんて勿体無いから。


だって、私達はいつ死ぬのか分からない。

いつだって、死に向かってる。


それはつまり、いつどの瞬間も、死の前である事に変わりない。


だから、どうか、せめて、ヒトのカタチを思い出せるものを、そばに。


お願いよ。


イノチが消えてしまう前に。


わたしが、ただの肉塊になってしまう前に。


思考を失ってしまう前に。



少しの希望と願望があれば、他のことを考えないで済むもの。




望みを持つことさえ奪われるなど、ありはしないのだから。

お腹すいたorz


自己満足の塊を、読んでくれた畏友達に感謝

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