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なにか小さいものを拾いました

四神好きな作者が綴るドタバタLIFE!をお楽しみ下さい。


「オーナー!ここのゴミ片しちゃいますね」


香ばしいパンのいい香りが充満している部屋の中でゴミをせっせと片付ける。


あ、紹介遅れました。

私は奏子。まだまだひよっ子のパン職人です。


「よし。…じゃあ、捨ててきますからオーブンお願いしまーす!」


従業員専用の裏口から出て指定のごみ捨て場までやや引きずりながら持っていく。


…重い。これ。ちょっと詰め込みすぎたかな…。



少しの後悔と共にやっとごみ捨て場まで着く。


ふとごみ捨て場を見るとなにか小さいものが落ちているような気がする。

…もっと近くで見てみないとわからないな。

もっと近くによって見てみると何これ、亀?え、こっちは鳥!?これは龍と虎!?

こんなにリアルなぬいぐるみなんて初めて見た。


それらをつまみ上げて手のひらでじーっと観察してみる。

それにしても立派なぬいぐるみだな…。


なんて言うか、龍の鱗とか本物みたいにツヤツヤしてるし、虎の毛並みだってフワッフワのフサフサだ。


「持ち帰ってもいいかな…」

そう呟くと同時にピクリ、とそれらが動いた気がした。


気のせいかな?動いた気がしたんだけど。


ツンツンとつついて見れば身じろぐ素振りを見せ、寝返りを打つ。


え、生きてるの!?本物!?モノホン!?


「うわ〜〜〜〜どうしよ!!!これって国家機密の動物だったりして!?」


テンパりまくっている私をよそにその国家機密の動物(勝手に名付けた)はむくり、と静かに起き上がった。




有難う御座いました。

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