代償と剣との再開
現在進行形でやばいです、え?なんでヤバイかって?そりゃ。。
「お前ら!!キマイラが出たぞ!!退避しろ!!」
キマイラ レベル:250
攻撃力:1000
体力:45000
耐性:700
敏捷:1800
魔力:600000
魔耐:0
スキル:火炎息 氷結息 疾風息 水流息
頭がライオン、尻尾が蛇、そしてヤギの胴体まさにキマイラである
キマイラのステータスは俺たちじゃ勝てないか…団長と運動神経がかなり優れてる組ならいけると思うんだが…それでもかなりギリギリか…
勇魔はそう考えながら異世界のスキルではない正真正銘自身の能力による目を起動させる
全知全能乃瞳は範囲は無限大だが今回は約半径5キロ圏内、そして360度のものを直接脳に強制認識させる。もちろん直接自身の脳に情報を、ましてや半径5キロ360度を認識させるので普通の人間なら疲労はかなり蓄積するが並列思考のお陰でつまり同時に情報を蓄積して処理するのでかなり楽になり疲労など全く持ってない
だが範囲を無限大だと仮定してまだ秘められたら力を解放した場合良くて1ヶ月間目を醒めないかもしくは最悪死に至る今の現状の勇魔だと良くて3対7悪くて10割の確率で死ぬ
ただ特徴としては目が銀河のようにキラキラと光り瞳の色が青くなりとうぶん目の色は元に戻らなかったりする
「っ!キマイラってもっと下の方にいるんだろ!!なんでこんな浅いところにいるんだよ!!」
「いいからジギルは生徒達を連れて下がれ!!」
「りょ、了解!!」
「アギゴ団長俺も手伝います!!」
「光一が残るならオレも残るぜ!!」
「おいお前ら!!っ!?仕方ねぇ死ぬんじゃねぇぞ!!」
「「了解!!」」
王国の騎士団の団長に運動神経がいいふたりが参戦してもまぁ勝てないだろう、もし3人に危険が及んだらアレを使うしかないだろうが…できればまだ使いたくはない
。。。が前方の通路からかなりの数の魔物が来ていることは先程から感じている
「ジギルさん前から150体魔物が来てます」
「なに!?」
ドダドダドダドダドダドダドダという足音がそれなりのスピードで迫ってくるそしてそろそろ視認できそうな所でジギルがみんなに命令を出す
「お前ら!!今のうちに詠唱をしとけ!!俺らで時間をかせぐ!!」
「「「「「「は、はい!!」」」」」」
だがそれは失敗だった、確かに視認できる距離から詠唱をして魔法を発動するのはいいがこの距離では流石に詠唱時間が少し足りない。本来ならもうどうしようもないのだがもちろんそんなことはさせない
《錬成》
「なんだこれ!!」
「とりあえず地面の土で壁を作って時間をかせぎますんで今のうちに詠唱の準備を崩れたら全部はなってください」
と言って橋の向こうを振り向きキメラと戦っている光一達は防戦一方で攻撃ができなくなって身体中から血が出ていた
っ!?クソ全然ダメじゃねぇがよ!!こんのクソったれが
「大場君!!どこ行くの!!」
「先生!!俺は光一と明人とかわってくる!!雨宮!!でかい回復魔法を光一たちに向ってかけろ!!」
「わ、分かった!!」
《光よ風よ水よ今ここに傷を癒せ!!癒回復!!》
ヤそろそろ壁も壊れ始めてきたのでそれなりに急ぐ
「光一明人コイツは俺がなんとかするからお前らはあっち行って助けてこい」
「何言っているんだ!!君が倒せるわけないだろう!!僕がコイツを倒さないと!!」
「いいから行けって言ってんだ!!あいつらみんな死ぬぞ!!」
「ッ!?」
「キメラは俺とアギゴさんがどうにかするから!!あとポーションやるから早く行ってこい!!」
「すまない」
「大場頼むぞ!!」
「誰にもの言ってんだよアホが」
飲ませたところで2人にタイキックを御見舞すると言うより蹴ってあっちまで高速で移動させた
「お前本気で言ってるのか?」
「何いってんすか?足止め俺1人でも十分ですよ?」
「はっはっ!これは頼もしい限りだなっ!!」
「アギゴさん、ここは俺1人でも足止めしますあなたもあっちに行ってみんなに手を貸してください」
「お前本気で言ってるのかっ!?」
「コイツぐらいなら何とか時間を稼げます!!」
《錬成!!》
錬成をした瞬間キメラの足元が蛇のように動き瞬時にキメラの身体や足に絡み付いて動きにくくした
「そういう使い方か...何分持たせられる!!」
「分かりません!!多分今の俺なら10分は稼げます!!」
「ならキメラの足止めを頼む!!」
「了解!!」
「アギゴさん何故ここに!!あいつは大丈夫何ですか!!」
「あいつなら大丈夫だ!!今はとにかく目の前の魔物に集中しろ!!」
「は、はい!!」
あれから何分たっただろうかキメラが攻撃してきたら剣で受け流して火を吹いてきたら瞬歩で避けて尻尾の攻撃が来たら剣で受け止めて隙さえあれば錬成キマイラの動きを封じながら戦っていた
「な、何アレ。。」
「本当に人間技なの?」
「全部避けるか受け流すか受け止めてるなんて。。」
「勇魔こっちは全部倒したぞ!!あしどめしたら逃げるぞ!!」
「了解!!」
《錬成!!》
しかし錬成で足を止めたはずがキメラは空に飛んで避けてしますった。
「なっ!!」
「き、キメラがこっち向かってる!!」
「や、やだぁぁぁ!死にたくない!」
「お前ら!!戦う準備しろぉぉ!!」
(クッソ!!ヤベェあっちに飛んでってやがる!!仕方ねぇ!!)
《瞬地》ボゴォ!!
瞬地を唱えた瞬間足元が思っきり凹み第六宇宙速度で移動することで橋のむこうに瞬間的についた。瞬歩と縮地の複合技、瞬地これは勇魔が作ったオリジナルの魔法
「お、大場くん!?」
《錬成ぇぇぇ!!》
「GUGYOOOOOOON!!」
うっせぇ咆哮だなぁ!!
「お前ら今すぐ階段に登れ!!」
「大場くんも!!」
「あーそうだな悪いがそれは出来ない」
「なんで!!」
「それは...まああとで話すどうせみんなに言わなきゃいけないだろうから。光一!!雨宮を無理矢理にでも連れていけ!!」
「そんな事が出来るわけがないだろ!!僕も戦う」
「お前がいたって足でまといだ!!さっさといけ!!」
「っ!?雫行くぞ!!」
「だ、ダメだよ!!そんなことしちゃ大場くんが!!」
っと言った瞬間錬成で作った土の壁は粉々に砕け散ったと同時に上る階段を錬成で塞いだ
「流石にレベル10じゃ代償あるけどやるか」
《魔王化ぁぁぁぁぁ!!》
魔王化:前世の俺の元魔王の力を任意で俺の体に憑依させる力、またレベルが足りないと代償として身体の細かい部位を二度と使えなくするスキル。任意で解除することも可能だがまた魔王化する時レベルが足りないとまたどこかを代償にしなければならない
そして今回は全体的に傷ができ血が少し出てくるつまり全体的に体が代償となった
まぁ傷は塞ぐがあとは残るが
そして魔王化を解いたとしても髪の毛は赤黒く染まり瞳の色も片っぽは赤黒く染まってしまう。
転生する前の世界は髪や目が赤黒く染まるのは魔王という印だ魔人は黒髪か赤髪どちらかである
「テメェ俺に魔王化までさせたんだ?ただじゃおかねぇぞ?」
「GUGYOOOOOOON!?」
魔王化してる今ならあいつらを召喚できる!!
《我は汝達と契約し者、我が名は暁 影胸我は7代目勇者にして7代目魔王、今ここに汝達に命ずる、我との契約に従い我が剣となれ、我は鞘となり、この身をを捧げる!!》
二人ともあっちの世界では苦労かけて悪かったな。俺さこの世界では素直にしようと思うよだから来てくれ!!
《妖刀 麗香!!、聖魔刀 麒麟!!》
勇魔が詠唱した瞬間、背中から妖刀 麗香と聖魔刀 麒麟を瞬時に抜きキメラがまばたきした刹那、キメラは勇魔によって煙となった
あ、レベル上がった
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大場 勇魔 15歳 男 レベル:「 」
天職:全神王
筋力:測定不可能
体力:error
耐性:error
敏捷:error
魔力:∞
魔耐:error
称号:魔王 勇者の英雄 転生者 絶対神 全神の息子 神王の中の神王
スキル:言語理解 錬成 鑑定 限界突破「+覇翔」(隠滅) 召喚魔法「+天武」(隠滅) 空間魔法(隠滅) 魔王化(隠滅) 契約「+眷属化」(隠滅) 縮地(隠滅) 先読み「+未来予知」(隠滅) 再生(隠滅) 剣術(隠滅) 全属性耐性(隠滅) 夜目(隠滅) 全耐性(隠滅) 隠滅(隠滅)ステータス強奪(隠滅) スキル強奪(隠滅) 瞬歩(隠滅) 成長促進(隠滅) イメージ魔法(隠滅) 瞬考(隠滅) 並列思考(隠滅) 多重思考(隠滅) 身体暴走(隠滅) 魔力増幅(隠滅) 完全遮断(隠滅) リミッター解除 封印
加護:創造神の加護 全神々の加護 精霊王の加護
装備:《神器》 聖魔刀 麒麟、《神器》 妖刀 麗香
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うそん...もうこれダメやん...人外どころじゃないよもう人じゃないよ。。ってアレ?神器?なんかレベルが格上げしてるよ。。はぁ全神王ってなんだ?...まあ受け継いじまったか…
あとこの服装どうにかならないかな。。赤黒いロングコートに黒の服黒のズボン黒の靴ってなんか恥ずかしいんだけど。。
と考えているうちに
《ね私達を呼び出すことが出来るのは一人しかいないのにあなた一体何者なの?》
《確かにそうね麗香の言う通り私たちを呼び出すことが出来るのは一人しかいないのにあなた一体何者なの?》
やっぱりちょっと悲しいな転生する前の世界では19年間一緒にいたのに忘れられるのはやっぱりキツイな
「やっぱりそういう反応か...えっと。、その。。なんて言うか、俺なんだけど。。。覚えてないかな」
少しだけ魔力を麒麟に流す、いや少しではないと思う超人勇者がいるとしたら10割くらい流したところだろうか
《え、嘘でしょ?そんな、ことありえるの。。だって...》
《え?麒麟この人が誰か分かるの?》
《だってこの人は...》
「えっと...久しぶりだな麒麟、麗香15、6年振りかな?」
「影胸!!」
「ウォ!?」
そう言って聖魔刀 麒麟こと麒麟は人化になり勇魔こと影胸に抱きついた
「影胸ぇぇぇぇ...影胸ぇぇぇぇ!!」
「ああ、久しぶりだな麒麟寂しかったか?」
「ばか..ぐすっ.バカ...寂しかったよ...ず、ずっと会いたかった...ずっと会いたかったんだからぁぁぁぁぁ!!」
「ああ、そうだな俺も会いたかったよ、ごめんな寂しい思いさせちまって」
「ずっと一緒にいないと許さないんだからぁぁぁぁぁ!!」
「ああ、そうだなこれからはずっと一緒だ」
そして俺は胸元にいる麒麟の頭を撫でた
「えへへへ〜もっとぉ〜してよ〜」
相変わらず麒麟はこうやってなでられるの好きだなまあ変わらなくて何よりだが
「う、嘘でしょ?そんな事って。。」
「世界最強の勇者でありながら仲間を守るために悪魔との取引で魔王に堕ちてしまった史上最強の勇者でありそして史上最悪の魔王んでそいつの親父は神だぜ?普通に考えてできないことがあると思うか?」
「か、影胸...」
「ああ、そうだ久しぶりだな麗香お前も寂しかったか?」
「ふ、ふんだ!!べ、別に寂しくなかったし!!...バカ」
「まったく。。。素直じゃないな」
彼女の性格上素直なことが言えないのであるだから俺は
「麗香、おいで」
「......うん」
そうやって麗香は俺の隣に来て目を潤ませながら抱きついてきた
「ごめんな麗香寂しい思いさせちまって」
「...やだ。...一緒に……/////」
あまりにも声が低すぎて誰にも聞こえないだろうが俺の耳は人外レベルなので近くにいればなにおいっているのか大体わ聞こえる
「ああ、いてやるよずっと一緒に」
そう言って俺は泣いてる麗香の頭を撫でた...
「そういえば2人はどうするの?」
「あー今度こっちに連れてくるから心配しなくていいよ麒麟?」
「今連れてくること出来ないの?」
「っと言っても結構こっちに呼ぶの精神力使うから結構今疲れてるんだよだからあいつらはまた今度連れてくるよ?」
「「分かった!!」」
機嫌がよくて何よりだな
そして
「いまの影胸の名前って何なの?」
「あ、それ私も思った」
何だいきなり?
「影胸でいいよ」
「いいから教えて」
「でないと怒る」
「勇魔だ」
「そう、勇魔ね」
「「これからも宜しく(ね)勇魔!!」」
「お、おう?これからもよろしくな?」
「あとさ...」
「ん?何だ?麒麟?」
「魔法を詠唱する時に最後の節そ、その」
あ。。。。
「「鞘になるって言ったよね/////?」」
うわぁぁぁぁぁそうだったぁぁぁぁ!!すっかり忘れてたぁぁぁ!!
鞘になるというのは俺たちの中が受け入れるということになるつまり…
「な、何のこ、事かな?」そろ〜
「「目をそらさないでちゃんと私たちをちゃんと見て!!」」
超絶可愛い見た目JKが目に涙溜めて上目遣いは反則過ぎるだろ!?何なのこの娘達は!!物凄く可愛い!!
「…はぁ〜負けたよ。ったく、ああ、ちゃんと言ったよ、我は鞘になるって。自覚した時は死ぬ直前だ、俺はお前らが好きだってしった、そして死んでから15、6年間考えてきた。んでキメラとの殺し合いで自分に素直になろうと思っただから最後の節に我は鞘になるって言ったんだよ」
なんかちょっと恥ずかしくなってきた。。。
「「勇魔!!」」
「は、ハイ!?」
「「あなたの事を愛しています」」
2人はオレにはキスをした
(この後どうやってみんなに説明すればいいのやら…)
とこのあとの言い訳ごとをかんがえている勇魔なのだが結局何も案が浮かばずに"まあなるようになるか!!"という結論に至ったのであった