あれから1週間
あれから1週間、朝起きては訓練、起きては訓練ずっとその繰り返し。
この世界の時間軸は日本の時間と一緒で朝10時から訓練が始まって午後5時に終わる。光一のグループは残って練習などをしているほかの奴らはまぁ遊んだり寝たりとか様々何じゃないかな?
俺は白の中にある図書館らしき所にいって情報を集めている、調べて分かったけど俺はここの元住人ではないらしい恐らく俺が住んでいた世界ではないところに召喚されたらしい
もうひとつわかった事はこの世界は亜人族はほとんどの国では嫌われているらしい、そして捕まった亜人族は奴隷になるらしい
そして武器鎧の価値をしたから順にすると
ノーマル<ギース<メット<レア<レースレア<アーティファクト<神器
という順番になるこの城にはレースレアしかないらしい国王曰くアーティファクトは希少金属でありそれから作った武器はとても強力らしい過去に2度アーティファクトの武器を巡って戦争した記録があった。神器に関しては不明だった
「やっぱどの世界でも亜人族は嫌われてるのか。。んで隼人どうしたんだ?」
「なんで気づいてんだよ!!」
「かくれんぼじゃまけなしだぜ?」
「...そう言えばそうだったな」
「んでなんかようか?」
「いいや別にただ図書館があるって聞いたから来てみたんだ」
「流石成績優秀者。そうかだったらこのほんでもよんどけ俺のおすすめ」
「お前が言える立場じゃないだろ、んでそれなんだ?」
「お前が使えそうな魔法に関する本とこの世界に関しての本」
「お前...この多いほんの中でどうやって見つけたんだよ!!」
「...普通に探したらあった」
「まぁとりあえずありがとな探す手間が省けたわ」
「んじゃ俺はちょっと散歩してくるからじゃあな」
「あーそれ俺が返しとくよ」
「あ、助かるわ裏にどこにしまえばいいのか書いてあるからよろしく〜」
「おう!!」
「じゃあこの量よろしく」
ドン!!
「じゃあな〜」 ダッ
「ちょ、おま、この量なんだ!!っておい!!待てよ!!おい!!」
いやー隼人が片付けてくれて助かったわ。なんせ20冊あったんだから。
んーこの世界は人間族、亜人族、魔族が入るけどこの世界の人口の比率でいうと6:3:1で人間族が多い
亜人族の特徴は頭部に耳が生えている兎や犬、魚人族は水の中に入ると足が魚の尾ひれになるらしい龍人族は完璧に人間になることが出来るらしいが今は生きているのか分からない
「んーってもう午後8時か飯食って寝るか」
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「そろそろ寝るか」
コンコン
「だれ?」
「えっと。雨宮です」
「あー雨宮か少し待ってて」
「どうしたこんな時間に?」
「心配だったから」
「ん?なんで心配なんだ?」
「だって加山君とか北川くん他のみんなが大場君のこといじめてるんじゃないかと思って」
あー加山、北川、水谷、亜三沢、相田、関戸の奴らか
「ああ、大丈夫だよ」
「本当に?」
「雨宮に嘘つくても意味ないだろ?」
「だといいんだけど...」
「大丈夫だよ俺は絶対に死にはしないからむしろ雨宮の方が心配だわ」
「え?わたし?なんで?」
「ご都合解釈が1人、暴走すると手がつけなれなくなるヤツとかいるだろ?」
「あーうんそうだね。。」
「だから無理すんなよ?」
「あははは...」
「雨宮のステータスどうだった?」
「んー遠距離型かな?大場くんは?」
「不明」
「え?」
「不明だって、何も表示がされない」
「え?見して」
「ほい」
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大場 勇魔 15歳 男 レベル:1
天職:不明
筋力:不明
体力:不明
耐性:不明
敏捷:不明
魔力:不明
魔耐:不明
称号:超越者(隠滅)魔王(隠滅) 勇者の英雄(隠滅) 転生者(隠滅) 神殺し(隠滅)
スキル:言語理解 錬成 鑑定 限界突破「+覇翔」(隠滅) 召喚魔法「+天武」(隠滅) 空間魔法(隠滅) 魔王化(隠滅) 契約「+眷属化」(隠滅) 縮地(隠滅) 先読み「+未来予知」(隠滅) 再生(隠滅) 剣術(隠滅) 全属性耐性(隠滅) 夜目(隠滅) 全耐性(隠滅) 隠滅(隠滅)ステータス強奪(隠滅) スキル強奪(隠滅) 瞬歩(隠滅) 成長促進(隠滅) イメージ魔法(隠滅) 瞬考(隠滅) 並列思考(隠滅) 多重思考(隠滅) 身体暴走(隠滅) 魔力増幅(隠滅) 完全遮断(隠滅)
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「本当に不明だね。。」
「だろ?」
「不明って怖いね」
「あーもう分かったから!!少し待っとけ」
「どうしたの?」
「今から作るもんあるから待っとけって言ったの!!」
「う、うん分かった」
仕方が無いスキルバレちまうけど使うか元となるのは俺のネックレスでいいか
「な、何この光!!」
「ふぅ〜終わったー」
「大場くん!?一体何したの!?」
「とりあえず魔力ながしてみ?」
「え!?虹色に光った!!」
「驚いたか?」
「う、うん!!でも何で!?」
「とりあえず落ち着けって、このネックレスに魔法かけたの」
「え!?で、でもステータスには何も。。」
やっぱりそうなるよね。なるべく人目には付きたくなかったんだけど今回ばかりは仕方が無いか
「俺のスキルにスキルを隠すスキルがあるからそれ使って隠してるの」
「え?そんなのあるの」
「そのスキル自体隠してるから表示されないだけだよ」
「ソ、ソウナンダ」
「まあそれは置いといてこのネックレスにかけた魔法は俺が死ぬと魔力を流してももう二度と光らない」
「っ!?」
「もし俺がどっか行ったとしても魔力さえ流せば生きてるか分かるから心配すんな」
「...うん!!」
「あとストラップは先生に渡しといてくれ万が一も兼ねてな、あとこの事は絶対に他言無用だいいな?」
「はい!!」
お、元気になった
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「んじゃあ部屋まで送るよ」
「え、いいよ」
「いいからいいからんじゃ行くぞ?」
「あ、ちょっと待ってよ〜!」
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「何故あいつが雨宮さんといる...ありえない。。あいつが彼女の隣に相応しくはナイボクノホウガフサワシイ」
〖翌日〗
「今日は地下迷宮に行く昨日も言ったと思うがいくらステータスが高いといっても油断をすると死ぬ可能性がある!!だからみんな気を引き締めて行くぞ!!」
「「「「「「「はい!!」」」」」」」
団長だけあって彼はクラスの奴らをまとめるのが上手くさっきまで遠足に行く雰囲気だったクラスの奴らは真面目な表情をするぐらいだ、おそらくこの人は俺らの世界にいたら一世代海外に進出出来る才能があるだろう
迷宮内でだる絡みされないといいな...ってこれフラグか!?
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「アベリスが出たぞ!!硬い甲羅は物理的な攻撃は効かない近距離戦組は遠距離組近づけないように防御しろ!!」
「「「聖なる炎よいま目の前の敵をうち滅ぼさん!!」」」
「「「炎絶!!」」」
「「「グギャーーーーーーーー!!」」」
「よっしゃ!!レベル上がった!!」
「俺もだ!!」
「私も!!私も!!」
恐らくあいつらのレベルは3位だろうちなみに俺は
大場 勇魔 15歳 男 レベル:10
天職:不明++
筋力:不明++
体力:不明++
耐性:不明++
敏捷:不明++
魔力:不明++
魔耐:不明++
称号:超越者、魔王 勇者の英雄 転生者 神殺し
スキル:言語理解 錬成 鑑定 限界突破「+覇翔」(隠滅) 召喚魔法「+天武」(隠滅) 空間魔法(隠滅) 魔王化(隠滅) 契約「+眷属化」(隠滅) 縮地(隠滅) 先読み「+未来予知」(隠滅) 再生(隠滅) 剣術(隠滅) 全属性耐性(隠滅) 夜目(隠滅) 全耐性(隠滅) 隠滅(隠滅)ステータス強奪(隠滅) スキル強奪(隠滅) 瞬歩(隠滅) 成長促進(隠滅) イメージ魔法(隠滅) 瞬考(隠滅) 並列思考(隠滅) 多重思考(隠滅) 身体暴走(隠滅) 魔力増幅(隠滅) 完全遮断(隠滅)
よく分からん!!なんかプラス表示してるんだけど!!
「この迷宮は100階層ある今は2階層だから7階層付近まで行くから油断するんじゃないぞ!!」
「「「「はい!!」」」」
「おい、おおばぁーお前のレベルどうなったよ?ちなみに俺はレベル5になったぜ?」
oh......フラグ回収したよ。。
「そういう奴ほど自分の力に過信して周りとの力の差が分からねぇクソ野郎だ」
「は?」
「テメェ今なんて言った?」
「死にたくなきゃそういう事やめろって言ったんだよ」
「調子に乗ってんじゃねぇよ!!」
「ぶっ殺されぇてぇのか!!あぁ!!」
「やっちまおうぜコイツ!!」
「いい加減にしろ!!」
アギゴさんナイス
「お前らは何をしてるんだ!!ここは迷宮だぞ!!」
「こ、こんなゴミクズが俺に逆らうのが悪いんだ!!」
「そ、そうだ俺達に逆らうのが悪いんだ!!」
「いい加減にして!!」
あ、雨宮?
「なんであなた達は大場君の事をそんなに虐めるの!!」
「そ、それは。...」
「......」
「はぁ〜ったく...雨宮大丈夫って言ってるだろ?あとその前に俺の心配するなら自分の心配したらどうだ?」
「でも!!」
「でもじゃない自分の残りの魔力どのくらいだと思ってる?」
「...もう半分もない!?」
「はよ魔力ポーション飲まんか阿呆」
「大場、君は少し上から目線過ぎないか?」
でたよこういうめんどくさいヤツ、悪気はないんだろうけどちくいちこうやって絡んでくるやつはちょっとウザイわ
「上から目線過ぎないか?と言ったが何故上から目線だと感じた?俺は俺のことを心配するならまずは自分のことを第一にしろと言ったんだが?あとお前の言い方、特に俺に対してだけどお前上から目線過ぎないか?」
「ふんっ!そんなはずが無いだろう」
と言って光一は機嫌が悪そうに前衛の方までいってしまったその後にアギゴさんが俺の方に来た
「なあ坊主うまく話を誤魔化してくれてありがとなそれにしてもお前一体何者だ?初めて迷宮に入る奴らは緊張するもんだぞ?」
なんで気づくことできんだよやっぱり只者じゃないな
「転移する前からそういう修羅場をくぐり抜けたということですよあと坊主って言うのやめてください呼ぶなら勇魔とかにしてください」
「そ、そうか分かった。あとみんなに言っておくが恐らく勇魔がこの中で1番実力があるだろう」
「あ、ありえない!!」
「そ、そんなことは絶対にない!!」
「倒してるモンスターの数は俺の方が多いんだ!!そんなはずはない」
「レベルは関係ない、元のこいつの実力が高いんだ、だとしても恐らくこの中で1番レベルが高いのは確かだろう。勇魔今レベルなんだ?」
「それ言わなきゃダメっすか?」
言いたくないんだけど...
「言いたくないって顔してるがスマンが言ってくれ」
は?なんでバレた!?ポーカーフェイスは結構自信あんのに。。
「レベルは10、ステータスは未だ不明だ」
「もうレベル10か早いなだがどうやってレベルを上げた?少ししか倒してないだろう?」
「スキル、成長促進って効果のお陰です」
「これまた珍しいスキルだな、俺もそのスキルを持っているやつを見た事はあるがそれは今まで一人しか見たことがない」
あ、誰か俺と一緒のスキル持ってたのね?
ザワザワ
「はぁ〜」
でたよこういう雰囲気...
「これで分かったか?少なくともステータスは不明だがレベルと実力に関しちゃお前らは勇魔の半分だそんなガキみたいな事言ってると勇魔が言ってた通り...死ぬぞ?」
「「「「「っ!?」」」」」
彼の殺気によってその場で震える者、腰を抜かす者、立っているのがやっとな者、余裕はないが立っているものなど大小存在した
「だから俺がついてるお前らが暴走しないために」
アギゴさんが殺気をとくとみんな思っきり安堵の溜息をした
「にしても修羅場をくぐり抜けただけじゃないだろう一体なんだ?」
...この人バケモン?
「家の知り合いの人に鍛えてもらった...そこの家は気を抜いた瞬間、即気絶させられるから...こういう事には慣れてる思い出しただけで怖いわ。。。」
「なるほど...そこまで怖いのか...」
「ここから階段下っていくから気を引き締めろ!!」
side■■
何故だ!!何故あいつは雨宮さんからあんな心配されるんだ!!
ありえないあんなヤツが雨宮さんに心配されるなんてありえない...
あいつがいなくなればいいんだあんな奴がいたってどうせ邪魔になるだけだ、そうだ。。殺せばいいんだ殺せば...