アヴニール
柔らかい風に吹かれた
あの時 素直にあの夢を語っていたなら
今とは違う今があったのかなぁ
満たされなくて じれったくて 曖昧で 弱々しくて
どうしようもなくて ただしょげていたんだ
どういう感情で何にぶつけたいのかもわからず
ただ 頭を抱えていた
パパもママも誰も何もかも信じられなくて 信じたくなくて
自分の意味すらわからずに泣いていた
悲鳴なんかじゃない もっと苦しい
突然の苛立ち 必然とされる想い
どこかに行きたいのにそれも叶わない
「だって」「なんで」「だけど」「いやだ」
自分を守る言葉ばかり見つけ出して撒き散らして
優しく近づいて抱きしめてくれたママにまで
漠然とした怒りだけを投げつけて
自分の空に唾吐いて汚した
気づかない気づけない傷つきたくない傷つけたくない
ただ自分が思うようにしたいだけなのに
素直になれない 嘘だらけのmyself
敵だらけの四面楚歌 被害妄想
「誰もわかってくれない」「わかろうとしてくれない」
なんともできない どうしたらいいのかもわからない痛みをバラまいて
傷つけたくないって言ってるそばから大切な人を傷つけてた
誰からも認めてもらえなかった
だから見返したかった
どうすればいいのかわからずにまた不満を撒き散らす
自分以外をすべて壊して 自分の場所を奪い取る
それしか知らない それしかできない
仕方ないことだと諦めて泣くことも忘れ
わかってたんだ
それがどれだけ惨めで 憐れで 不確かなものか
ただ誰よりもぬくもりを求めていただけなのに
柔らかい風に吹かれた
ただそれに身を任せ空飛ぶことを夢見たなら
今とは違う道に進めたのかなぁ
自分に素直になれてたら
誰にも嘘つかずにただ前だけを見てたなら
今よりもっと優しくなれたのかなぁ
Still can advance on my road まだ手遅れじゃない
Still can advance on my road まだ冷めてないんだ
Still can advance on my road まだ前を向けるから
Still can advance on my road 未来はきっとそこに
誓ったんだ
まだ諦めないって
誰にじゃない
自分の心に
そしたらこれから
少しは前を向けるかな