サンキュー、チバ!! 〜入院中にずっと聴いていた彼の歌声に私は沢山の勇気を貰いました〜
ミッシェルガンエレファント、ROSSO、The Birthdayのボーカル、チバユウスケさんが2024年11月26日に食道がんで亡くなってからもうすぐ2年が経とうとしています。
私が入院中ずっと聴いていた彼の歌声。
そして退院後、
チバがこの世に居なくなった当時の心境を書き殴ったノートを自宅で見つけたので、この先もずっとチバの事を忘れない様にという自己中心的な思いで公開します。
これを読んでチバの歌声に興味を持ってくれる人が一人でも居てくれたら嬉しいなぁ♪
大好きだったあの人が死んだ。
晩年の彼は痩せこけて、あの胸を締め付けるしゃがれた声もカスカスになって……、
覚悟はしていた。
以前はもっとギラついていたじゃない?
なのに、今はなんて穏やかな顔をして歌っているんだろう。
怖くて、あの人が居なくなるのが辛くて、ここ数ヶ月の間私は……、あの人から目を背けてしまっていた。
そして、…………大好きだったあの人が死んだ。
私の心にポッカリと穴が空いた。
もう、何もする気も起きなかった。
だけど、……だけど気が付くとあの声が私の頭の中で問いかけてくる。
【何が どうしたの? わかんない 聞きたくない】
引用元 The Birthday 「涙がこぼれそう」
作詞:Yusuke Chiba 作曲:The Birthday
私はこれからどうしたら……、どうしたいんだろう?
ぶっきらぼうで、投げやりで、全てを曝け出す様にマイクに向かいギターをかき鳴らすあの人の声は、私の心を締め付けて、でも暖かくて、そして優しく包み込んでくれる。
それはあの人がこの世から居なくなっても変わる事はない。
【絶望に絶望している ヒマなんて俺にはねえよ 本当に 大事なものは 目に見えない 目には見えない】
【悲しみはもう 捨てていいよ】
引用元 The Birthday 「青空」
作詞:Yusuke Chiba作曲:The Birthday
*
あれから数ヶ月後、ふと思い立って何故か私は楽器屋に行きギターを買った。
ギターなんて高校の頃にちょこっとだけ弾いてた事がある位なのに、……どうしようもなく弾きたくなった。
簡単なコードを慣れない手つきで抑えながら、あの人の様にかき鳴らしてみた。
指が痛くてたまらないのに、やめれなかった。
あの人の様に歌ってみたくて、やめられなかった。
そして、遂に、あの人の歌を自分の声で歌ったら、涙が溢れて止まらなくなった。
でも目を閉じると、あの人が缶ビール片手に私を見てニヤリと笑ってくれた気がした。
「いいんじゃねぇーの?」 って言ってくれた気がした。
あの人が居なくなってから、初めて私は心の底から笑えた気がした。
嬉しくなって、空に向かって親指を立てた。
「サンキュー、チバ♪」
*
それからの私は、暇さえあればギターを弾いて、あの人の歌を歌っていた。
天国の何処かで、あの背の高い彼と一緒に私の歌を聞いて笑っている事を思い浮かべながら。
辛い事があれば、あの人の声が聞きたくなり
嬉しい事があれば、あの歌を口ずさむ。
周りに居る誰かが大変な時は、あの歌を歌って一緒に肩を組もう!!
隣にいる大切な人が笑ってくれたら、あの歌を歌いながら抱きしめてあげたい。
あの人の歌は、愛で溢れている。
あの人の歌声は、いつも寄り添っていてくれる。
あれから時が経ち、
私は、悲しみはもう…………捨てる事が出来た。
サンキュー、チバ! これからもずっと宜しくね!!
2年前の日記って、ちょっと照れ臭いねw
今でも映像や音源が残っているから見て、聴いて欲しいな♪




