辺境興亡雑史勢力図(465〜466年頃)
辺境興亡雑史の勢力図。
ほぼ全体図。北方や南部で政変が起きて勢力が変化。
中央大陸では新元帥の苛烈な攻勢により、反ヴェルノ勢力が壊滅寸前に。賊王も大国に挟撃されて失速。ラティワウリング公爵家に大敗してからは各地で押されまくる。
反対にロイド海賊王国は南海の覇者と呼ばれるくらいにまで巨大な勢力になったが、貿易権をめぐってヘカディロやメンゴルーダと険悪に。
北蛮大陸でも帝王が崩御してヤージカル帝国の支配力が緩み、ムスス教団とザオトンらが支配を脱す。
ノスローに焦点当て。ラダミーアはシヤルが急死してレヴェンが後継に、エティホとタスダンは内部の権力争いで将軍が失脚して侵略の手が止まる。
ノスローは分国統一まで北ノスローを残すのみとなり、ヴァネグリアに対して攻勢に出るが、ヴァネグリアには名将イレイズが居て一進一退の状況に。
バハカルンはラダミーアの代替わりを機に北進。シュゼーリン家はドアンを返り討ちにし、カリオス家は南進してサイラスと揉める。
北蛮大陸寄り。ケヘテリ王国では失思王転じて獅子王に覚醒したトラシェが奮闘し、国内の反乱を全て鎮圧。遥西の部族連合を粉砕してインジブ以西の領土を奪還している。遥西メンゴルーダ王国は後方の反乱軍の勢いが強くなり、ケヘテリとルイエンタ、サントラタとは講和して軍を引き返している。
ベロウヴ部族連合はノスロー分家を滅ぼし、ソムトリケ軍を撃退して北に備える。
フィルノスローはノドンの決戦に勝利してスラビド公爵家を降し、フィルノスロー南西部を制圧。次の目標を南東部に割拠するベロウヴ部族連合に定めた。
ギスヴァジャはバウベズ副王家と決裂しつつもサウゼンスと協力してドアンを圧迫。
ムスス教団はその影響力を発揮しつつあり、各地の信徒を静かに動かし始める。
ケェヌジラのザオトンはマウデと協力してトラシド家を撃破し、ザメシュ家を駆逐して勢力を拡大した。