潜入
「いいな、信号が途絶えたということは敵対生物に会ったということだ」
「ハッ!」
上官らしい男の言葉に下っ端が敬礼しながら答える。
「君は確かレスラー出身だったね?」
「そうであります!」
「弾薬も貴重な資源だ。君の活躍を期待している」
「光栄であります!」
「よし、到着だ」
グゴゴゴゴ。ものすごく多くの宇宙艦隊が到着した。
「あ、地球軍か?」
(ちきゅうぐん?)
プレビューはすぐに察した。だが、目的まではわからなかった。そこで遭難者を装った。
タッタッタ。地球軍に一人の男が駆け寄った。
「ぜーぜー、すみません。地球の方ですよね?水を分けてください」その装い上半身裸で宇宙服は着てなく、上着を腰に巻いている。
「……。ここに我々より前に来た者がいるはずだが?」
「知りませんよ。ここは怪物が住んでいるんです。お願いします! 助けてください!」がしっ!
プレビューは軍人にしがみつく。
「水くらいあげてやれ。そいつも地球人らしい。怪物とやらが気になる」
と、上官からお達しがあり、水を分けてもらうプレビュー。
(さて、内側まで来たが、ここからどうするか? ん? なんだこの艦)
「そこにはこう書いてあった大将軍サクシャ・サーン。プレビューは戸惑いながらも中に入る。「うわっ! なんだこのプレッシャー。まるで全て見られているみたいだ」。そこで私は言う。その通りだ。と。」