表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

7


俺はイライラしていた。

赤い爪の女からの連絡がまだない。どうやらよっぽど俺にボスを会わせたくないようだな。


そっちがその気なら、こっちだって強行手段をとらせてもらう。俺はシャンティアビルに入り浸るようになった。いつかボスに会えるんじゃないかと、毎日通い詰めた。最初の頃は組織の連中も良い顔をしなかったが、段々慣れてきたのか最近は気軽に声をかけてくるようになった。


その中には、呑みに行こうという誘いもあった。俺は気に入った相手からの誘いなら、断らずについて行った。


そういうことが何度もある内に、組織でもNo.3と親しくなった。よく呑みに行くのもNo.3だった。どうやら相手は前から俺の事が気になっていたようだ。一緒に呑むようになってからは、俺は彼のお気に入りになった。


言うなら今だ。


「ボスに会いたいんだ」


「何の用で?」


「それはボスに直接言いたいんだ。会わせてくれるか?」


探るような視線を向けられる。俺は真剣な眼差しで見返した。


「・・・わかった」


やった!


「ただし、妙な真似をするなよ。俺も立ち会うからな」


「ああ、構わない」


これで俺はやっと、ボスと会える事になった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ