青年、惑星に降り立つ
「おいしい~」
「料理ってこんなに幸せになれるんですね~」
「でしょ~」
どうも、シンカイです。僕は今ファウと椿にご飯を作ってあげたところです。やはり喜んでくれるってうれしいですよね。
「そういえば服の選択とかどうしてるの?」
「・・・したことないですね、汚れるものではないので」
「え、よごれないの?」
服って汚れる物じゃなかったっけ、それとも魔法とかがあってきれいにしているのかな?
「私たちの服は物質に近いエネルギー体だから汚れないんだよ、この服。でもほかにおしゃれしようとすると別の服が必要になるから洗濯は必要かな」
「今まではオシャレする必要がありませんでしたけど、あなたが起きたおかげで船の機能は全て復活していろいろ余裕が出てきましたから、これからはありですね」
いかったいかった。女の子はオシャレして何ぼだよね。僕の作ったこの船には畑から台所まで、人間がこの中で完結できるように作ってるから畑も、海も、山も、空もある。全て人が手を加えてない状態で、たまにぼくが取りに行ったりしてる。
「明日の用意は終わった?」
「まだ~、とりあえず名に持ってけばいいかな~って」
「生活必需品は僕が持っていくから、少なくとも武器とかもっていけば?何あるかわからないから」
「そうですね、それくらいでしょう。いざとなったら取りに戻ることはできますから」
「はーい」
そろそろ食事を片付けようかな、僕も自分の用意がしたいからね。
「じゃあ各自用意出来たらまたここに集合ということで」
「「はーい」」
・・・医薬品も持ったし、僕の物も持った。
あ、そういえば僕宇宙っていう倉庫が使えるらしいです。どこからでもどりだし可能的なあれです。
「あれ、一番最後か~」
「やっと終わったね、それじゃあ惑星トノリオンに移動!」
「無事着いたー」
「おお、これが!」
「きれいですねー」
3人ともきちんと到着できました。見渡す限りの草原・・・!日本じゃなかなかお目にかかれない光景です!それを自分の目で見ているというのは何とも感慨深いものがありますね!
まだみかん