かつて、青い薔薇を残していった女
人類の行う行為の中で、いじめほど無意味な行為はない。
時間を無駄にし、何の生産性もなく、ただただ浪費するだけの行為。
殺○や窃盗、食○に戦争の方がまだ有意義である。
直接相手を殺して、相手の何もかもを奪い、相手の血肉を喰らって、己の糧にするわけでもない。
せいぜい浅い知恵を絞って、己だけを満足させるためだけに自分を慰めるような、ただただ時間と体力を消費するだけの行為。
いじめをするくらいなら、自らの手で○人をしよう。
いじめをするくらいなら、自らの手で窃盗をしよう。
いじめをするくらいなら、自らの手で○人をしよう。
いじめをするくらいなら、自らの手で戦争をしよう。
いじめよりもはるかに有意義な行為であると気付くはず。
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いじめを行う人間の脳、とくにその思考の回路は
因果の結びつきの関係や過程と結果の工程を想像することができない赤子のそれと変わらない。
これは事の善悪の話ではなく、分別。もっと水準の低い段階の話である。
知能と思考力、そして想像力の欠如した赤子同然という意味だ。
赤子の心の生育のためには、まず不快感を覚えさせるためにおしめをして、糞尿を漏らさせることや
また、いたずらなどをしたときに叱りつけたり、折檻をしたりといったことによる、
心の成長、心の受容体の拡張が必要である。
いじめを行う人間というのはこの、心の成長、心の受容体の拡張がまだまだ必要であり、
人間として非常に未成熟な状態なのだ。
人間として、あるべき必要なものがまだまだ足りていない。
誰かがその者におしめをさせて、もっともっと糞尿を漏らさせて、尻を引っぱたいてやらねば
その者の脳は、極々一般的な思考工程をもって、極々一般の人が行うような思考の構築を自分一人で行っていくということがその先できないのだ。
視点はあてどもなくさまよう男の視線から始まる。
奇跡的に、あるいは作為的にか、一見満席かに見えたが、
たった一つだけ空いていたコンサートホールの席。
男は予約もしていない。カウンターで席を取る。
席について間もなく現れた範奏者に目を奪われた。
以前、かつて心をも奪った、その人だった。
男は指先を足膝に突いてリズムを取った。
まだ範奏は始まっていない。
男は自分でも不思議に思いながら、ひたすらにリズムを刻み続ける。
やがて範奏は始まった。流れるような、肢体、指さばき、そして音楽。
その流麗さはかつての舞踊を想起させる。
男は終始言葉を、もとい、心が制止していた。
範奏者のかすかに開かれた双眸を、男は見逃さなかった。
その瞳の色をうかがった。その色は男の色と同じだったのか。
男の瞳に、かつての記憶がよみがえる。
そのコンサートホールではバイオリンの範奏が行われていた。
曲名は――
男はその音楽を知っていた。
メモ:技:マウント用
グロ○リーホ○ル、クリ○ムパイ、ナスティワ○ルド、ナスティガ○ル、cleavage、スクウォ○ト
ピーピングホール。
ベアバック、テクノバースト、フェティシズム、
ラップダンス、E・アスフィクシエイション、ストリーキング
カコウド カッコルド