表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/15

再開

サナ「というか、先にボスのことについて教えるね。」

蓮「ボスのこと・・。」

サナ「ボスの名前は奈美。まあまあ若いかな。あと・・」

蓮「奈美?奈美って言うのか?」

サナ「え?そうだけど・・・」


 奈美・・。まさかな!


エル「蓮。心当たりがあるのか?」

蓮「いや、まさかだとは思うんだが、な。」

エル「言ってみろ」

蓮「俺の友達に奈美って言う女子がいてな」

大河「お前より先に亡くなったのか?」

蓮「いや。引っ越したんだ」

サナ「なら可能性はありそうね」

蓮「いや。きっと違うと思う。奈美は優しいし・・・」

大河「引っ越した後にグレるケースなんていくらでもあるぞ」

蓮「いや、奈美は違う!絶対に・・・」

エル「少し不安そうだな。なら調べてやろうか?」

蓮「そんなことできるのか?」

エル「出来ないこともないというだけだ。」

サナ「まあ。奈美って言う友達がすでに亡くなっているのかどうかってだけよ」

蓮「ああ。よろしく頼む」

大河「でもさ、結局は調べるためにボスのところに行かなきゃならないんだろ?」

蓮「あ。」


 なるべくボスには会いたくないな・・・


エル「じゃあ、行くついでに調べさせてもらおう」

蓮「いや、でも・・」

サナ「あーーーーっ!!そういえば、行く時間をとっくに過ぎてる!!」

大河「何やってんだよもう。」

エル「じゃあ急いで行くぞ!」


 タッタッタッタッタ・・・トントン。


サナ「ボス。大変しばらくお待たせしました」

奈美「入っていいわよ」

サナ「はい。失礼します」


 ガチャ


奈美「よく来たわね、新人さ・・・」

蓮「!!」

奈美「どこかで会ったかしら?」

蓮「あの、まさかだとは思うけど・・奈美?」

奈美「そうだけど・・・あなた蓮、よね?」

蓮「そう、だ。」


 なんだかボスなのに敬語を使う気になれない。

 それって、ボスが若いからか?

 それとも・・・


奈美「私たちが友達だったから、じゃない?」

蓮「そうだよな。奈美」

奈美「久しぶり。蓮」

エル「やっぱり、ボスと蓮は・・・」

大河「ううう・・ぐす。」

サナ「感動的~!泣」


 やめろよ。皆

 俺も泣きそうになるじゃん。


蓮「・・・・。」

奈美「話したいことが山ほどあるの。悪いけど皆、二人っきりにしてくれる?」

サナ「はい!!失礼しましたー・・・」


     ガチャ


奈美「これで二人っきりね。」

蓮「奈美。俺・・・」

奈美「言いたいことは大体わかるわ。何で死んだの?でしょ」

蓮「よくわかったな。」

奈美「当たり前でしょ。あの子たちには隠してたけど私たち・・・」


   恋人でしょ?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ