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守護龍の試練です7


『職業:ローグLv52になりました。

 重戦士LvMAXになりました。

 剣闘士LvMAXになりました。

 舞闘家Lv34になりました。

 大鬼人Lv13になりました。

 魔導士Lv33になりました。

 死龍人Lv3になりました。 』

『職業:重戦士、剣闘士がLvMAXになったので魔人、探究者を有効化します。

 職業:アーマーナイト、剣闘騎士になりました。 』

『スキル:かばう1 魔力操作Lv1を習得しました。 』

 スキル:真剣術Lv7を習得しました。』

『スキル:魔力操作が魔操作に吸収されました。 』


 サンダードラゴンまでの10層分の経験値で久しぶりにレベルが最大になった。アーマーナイトと剣闘騎士はそれぞれ単純に上位職業と考えていいのかな?

 守護龍様にこの試練としてこのダンジョンに叩き落されてから、やたらとレベルの上がり方がいい。単にいろんな種類のモンスターの群れとの戦いということで経験という点でいいのもあるのだろうが、それ以上に感じているのは今俺とつながりが切れてしまっている従魔達のことだった。

 現在、俺の元にいるのはヒメ、ゼルセ、黄龍の3体。コルク、アンナ、カルア、みぃちゃんの4体はまったくつながりが感じられない。本来はヒメが能力で俺の喰らった魔物や魔法を『応用』させて、俺の魔力の中に作り上げた従魔達である以上、俺とのつながりがなければ生きることもできないのではないかと思わなくもないが、ヒメの様子を見る限り、なんとか生きてくれているのだろう。


 ヒメの仕業というか能力で、俺が得た経験値はその大部分を従魔達に持っていかれている。具体的に何割とかはわからないが、今まで7体でもっていっていたものが、半分以下の3体になって、同じだけの量を持っていっているとは思えない。1体1体がもっていく量は増えたとしても、倍とまではいかないだろう。それが、結果的に手に入る経験値の増量、そしてレベルアップの加速を促しているんだと思う。あくまでも想像でしかないが。


『WAVE51まで5分間の休息を挟みます。その間、WAVE50突破の報酬をお選びください』


 天井に文字が現れ、すぐに地面に3つの魔法陣が浮かぶ。それぞれに鍵のかかった宝箱が出てくると、その蓋の部分に中身のヒントとのようなものが記載されている。


『地の恵み。守り砕く腕を与える』

『空の恵み。空を舞う翼を与える』

『海の恵み。癒し捧げる水を与える』


 地、空、海と3つの恵みから1つを選べということか。もっとはっきりと何が入っていると書いてほしいのだが、5分間の休息の間に休みつつ選ばないといけない以上、それほど悩んでもいられない。残り時間がどこかに書いてあるならともかく、そういうのは見当たらないし、5分とは思った以上に短いものだ。気づけば終わっているなんてこともあり得るだろう。

 悩むものの、俺は地の恵みの宝箱を選んだ。残りの2つが魔法陣と共に消え、残った宝箱の蓋が開くと、中に入っていたのは一対のガントレットだった。


『豊??地のガントレット:大地の加護を受け、威力上昇と自然修復の機能を備えたガントレット。装備者が地面に接している間効果がある』


 『腕を与える』というヒントからガントレットだとは思っていたが、想像の上をいく性能を持ったものだった。というか、文字が一部解放された聖魔??のゴーグルに続いて2つ目の文字未開放の装備だ。俺のこのガントレットは俺の聖魔??の勇者とはまた別の人の物そうだが、単純に防具としての性能がいいし使わせてもらおう。

 こうした人によって文字が解放されるような武器や防具はこの世界に違う世界から人が召喚された数だけ存在すると考えていいのだろうか。俺の聖魔??の勇者の防具がゴーグルなのには不満はある。喰らったと思っていたらいつの間にかアイテムボックスにあったものではあるが、その当時は頭装備が解放されたし、顔を隠すという点ですごい役に立ったが、どうせならいい武器とかがよかった。まあ武器だったらステュラがあったから結局サブウェポンにしかならなかったんだろうけど。


 ガントレットをはめた瞬間は多少大きかったのだが、魔力を流すと俺の腕にぴったりと張り付くように収縮した。何度か手を握っては開いてという動きを繰り返して感覚を確かめてみると、これまでがずっと素手だったからちょっと違和感はあるものの、それほど大きな違和感ではない。剣を握ってみても変な感じはないし、単純に火力の底上げができ、『不動明王』なんかで攻撃を受ける時にも役に立ちそうなものが手に入ったと考えよう。


『WAVE51/99』


 ガントレットを装備した状態での纏うタイプのスキルの挙動とかも確かめたかったのだが、それには時間が足りなかったようだ。次の相手であるオーガキングの群れが姿を現していた。全員が数mはある大剣を装備しており、どこか懐かしさを感じた。だが、あの時と違って玉座に座っている個体はいない。全員が自分の足で立っていた。あそこが異常だったと言ってしまえばそれまでだが、その時と違い今回はあのオーガキングが群れている。それが恐ろしい。


「「「ガァアアアアアアア!」」」


 オーガキングたちが雄叫びを上げてこちらに走り出す。5分の休息の間に切れてしまったエンチャントをかけなおし、大剣にパワーで対抗できるように武器を地龍の大槌に切り替えた。すぐに大槌に『ダークハンマー』を纏わせ、『鬼の一撃・付与』を加える。


 一番近かったオーガキングが大剣で突きを放ってきた。ステータスに物を言わせただけの高速の突きに対して大槌を叩きつけると、地面に打ち付けられる形となった大剣が根元からあっさりと折れる。体勢が崩れたオーガキングだが、すぐに大剣を俺に投げつけて拳を固めて殴りかかってきた。

 目の前に展開した『ダークシールド』で折れた剣を防ぎ、オーガキングの拳に合わせて大槌をたたき込む。折れた骨が血しぶきと共にオーガキングの腕を突き破った。


「ガァ」


 痛みから短く悲鳴を上げるオーガキングだが、すぐに反対の腕で殴りかかってくる。俺はその腕を大槌の柄で弾き、オーガキングを叩き潰した。ぐちゃりとつぶれた感覚があり、それが消えぬうちに他のオーガキングたちが迫る。

 周囲に『ダークネスシールド』を展開して『シールドバッシュ』で移動しながら大槌を平行に振るい数体を巻き込んで吹き飛ばす。飛んで行った先のオーガキングに邪魔だとばかりに殴られながらもこちらへの戦意を向けてくるオーガキングたち。俺は『迦楼羅』と『雷纏』で身を守りつつ、向かってくるオーガキングたちに向かい合った。

どうもコクトーです。


『刈谷鳴』

職業

『最大

 ビギナー(10) 格闘家(50) 狙撃手(50)

 盗賊  (50) 剣士 (50) 戦士 (50)

 魔法使い(50) 鬼人 (20) 武闘家(60)

 冒険者 (99) 狙撃主(70) 獣人 (20)

 狂人  (50) 魔術師(60) 薬剤師(60)

 神官  (50) 剣闘士(60) 重戦士(70)

有効職業

 聖魔??の勇者Lv17/?? ローグ Lv52/70

 龍人  Lv11/20   精霊使いLv21/40 

 舞闘家 Lv34/70   大鬼人 Lv13/40 

 上級獣人Lv8/30    魔導士 Lv33/90

 死龍人 Lv3/20    魔人  Lv1/20 

 探究者 Lv1/99

非有効職業

 狙撃王 Lv1/90     上級薬師Lv1/80

 呪術師 Lv1/80     死霊術師Lv1/100

 アーマーナイト Lv1/99 剣闘騎士Lv1/99  』

先週は投稿できずすみませんでした。用事に想定外に時間を取られてました。

まさか8時まで書けないとは思わなんだ…


東北の方では大きな地震がありましたが皆様のところは大丈夫でしょうか?

自分のところはちょっと揺れた程度でしたが報道見ているとかなりダメージがあるところも多いと聞いています。いつ何があるかわかりませんので、皆様も十分にご注意ください。

一日でも早い復旧をお祈りしています。


ではまた次回

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― 新着の感想 ―
[一言] 非有効職業にアーマーナイトと剣闘騎士が抜けてますよー
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