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守護龍の試練です5


『職業:ローグがLv50になりました。

 重戦士がLv66になりました。

 剣闘士がLv55になりました。

 龍人がLv11になりました。

 精霊使いがLv21になりました。

 舞闘家がLv31になりました。

 大鬼人がLv12になりました。

 魔導士がLv27になりました。

 上級獣人がLv8になりました。 』

『スキル:罠察知Lv7 シールドバッシュLv2 ブレイクショットLv8 竜化Lv4を習得しました。 』

『スキル:精霊魔法風属性Lv1を習得しました。 』

 


 『ファイア』の弾幕に耐えきってこちらに向かってくる2体のグリーンドラゴンを『鬼の一撃』と『一閃』で打ち倒したところでレベルが上がった。新しいスキルは『精霊魔法風属性』だけか。既存スキルの底上げになったのはまあいいか。


 しかし、突然グリーンドラゴンの群れが出現したのは驚いた。ゴーレムが抜けたことから別のモンスターが出現する可能性はあるとは思っていたけど、他のモンスターたちと比べて難易度が違いすぎる。ちょうど2巡というところでキリではあるのかもしれないけど、ここから先WAVEが20ごとにドラゴンが出てくると考えると嫌になるな。


『WAVE 41/99』


 そんな心配をよそに、次のWAVEが始まった。今度出てきたのはゴブリンジェネラル。また順当な上位種ラッシュに戻ったのだろうか?


「ガーーーーーーーーーーーーー!」


「「「ガーーーーーーーーーーー!」」」


 1匹のゴブリンジェネラルが雄叫びとともに剣を天にかかげる。それにこたえるように同じように一斉にゴブリンジェネラルたちが剣を掲げると、その剣が魔力を帯びていった。

 炎を纏う剣、水を纏う剣、風を纏う剣。次々と属性を帯びていく剣を見て、慌ててその剣を『鑑定』する。


『魔鉄の剣』


 全員が持っている剣が魔剣なのではないかと心配したが、そういうわけではなさそうだ。魔鉄は通常の鉄と比べて魔力が通りやすい剣だ。それに『ダークソード』のように各属性の魔法を纏わせているのだろう。すべてのゴブリンジェネラルが魔力を剣に帯びさせたところで雄叫びは止み、その状態のまま剣を下ろす。その瞳は残さず俺を捉えており、いつ斬りかかってくるかわからない。

 俺も『ダークソード・纏』と『鬼の一撃・付与』で武器を強化するが、一部のゴブリンジェネラルは俺にとって到底看過できないものを持っていた。


「『ダークネスランス』」


 ゴブリンジェネラルたちが動き出すのと同時に、俺は一部のゴブリンジェネラル目掛けて『ダークネスランス』を放った。ゴブリンジェネラルたちは当たり前のように飛んでくる暗黒の槍を持っている剣で軌道を逸らしてダメージを抑えようと試みてくる。『ダークネスランス』の威力がそれを完全には許さないものの、すべての槍がゴブリンジェネラルを仕留めるまでは至らなかった。


「ガ!」


 『ダークネスランス』を逸らしつつも剣を持つ腕を撃ち抜かれたゴブリンジェネラルが、落ちた腕ごと剣をこちらに投げつけてきた。だが、ほぼ同タイミングで雄叫びと共に突っ込んできたゴブリンジェネラルに気を取られて反応が遅れてしまう。


「あぁぁああああ!?」


 すぐ近くの数体のゴブリンジェネラルを両手で仕留めたところで脇腹に激痛が走る。ただ剣で切られただけとは到底思えない激痛に何が起きたのかを把握し、『鬼の一撃』と『ブレイクショット』を纏わせた龍骨の棍棒で『剣閃』で衝撃波を放ち。強制的にゴブリンジェネラルたちとの間に距離を作る。剣で防ごうとする個体もいたが、パワーで押し切ってゴブリンジェネラルたちを押しつぶす。『ダークネスランス』によってダメージを負った個体が積極的に肉盾となり、ダメージの少ない個体を後方へ逃がす。10体以上は倒すことができたが、それでも半分以上が多少のダメージを負っただけで耐えきられてしまった。


「『鉄鬼化』『迦楼羅』!」


 背中に炎の翼を纏って後方の防御を固め、『鉄鬼化』により自身の肉体を鉄の鎧と化した。

 『鬼化』の派生とも呼べる『鉄鬼化』のスキル。ヴァンハルトの鉄鬼人と同様、頭を除いた全身を鉄の鬼と化すスキルだが、レベル1であっても投げつけられた魔鉄の剣を弾くくらいの硬度は持っているはずだ。

 先ほどの激痛をもたらせた正体は光属性を纏わせた剣だ。ゴブリンジェネラルは個体ごとに別の属性を纏わせていたが、その中には光魔法すらあった。それこそが『ダークネスランス』で消し飛ばそうとした理由であった。まさか1体も仕留めきれないうえに剣を投擲に使う理由を作ってしまうとは思わなかったが。


 光属性のせいで遅れてはいたが、『再生』により傷も癒えたことで激痛も収まった。ゴブリンジェネラルたちの持つ剣を見ると、全員がまだ魔法を纏わせていたが、中には光属性を纏わせている者もいる。全員仕留めておきたかったが足りなかったようだ。


「『マジックエンチャント』『ダークネスランス』『黒槍の雨』『黒雷』」


 『マジックエンチャント』で魔力を強化し、ゴブリンジェネラルのいる全方位に向けて槍を飛ばす。先ほども見た攻撃だからか、同じように軌道を逸らして攻撃から身を守ろうとするゴブリンジェネラルたち。しかし、まっすぐ飛んでくる『ダークネスランス』を逸らしても、上下からくる闇の槍によって貫かれるゴブリンジェネラルたち。1体、最初に剣を掲げたと思われる個体だけが生き残ったようだが、俺の元へ届く前に『一閃』でその首を切り落とした。


 ゴト


 『鬼の一撃・付与』が消えたことで足元に龍骨の棍棒が半ばから折れて落ちる。パワーを増すために仕方なかったとはいえ、『鬼の一撃・付与』と『ブレイクショット』、そして『剣閃』の攻撃には武器が耐えきれなかったようだ。直剣が耐えられないならわかるのだが、棍棒でも耐えられなかったか。本格的に武器が問題になってきた。

 アイテムボックスに折れた龍骨の棍棒をしまい、もう1本の龍骨の棍棒を取り出す。ここを出ることができたらガンダさんに追加の武器を依頼したい。特に棍棒は何十本あってもいいだろう。現状、剣よりも強化に耐えられるであろう棍棒であっても出力に耐えきれなくなったわけだし、この状態で再び魔王と戦おうものなら、あの斧の攻撃に耐えるのもそうだが、俺自身の強化に耐えきれず、一撃ごとに武器を使い捨てながら戦うしかないかもしれない。ステュラが能力を保ったまま復活できるのであればいいが、そうでなければあの斧に匹敵する強度か能力を持った武器が必要になる。


『WAVE 42/99』


 武器が壊れてしまった嘆きも、どこまでなら耐えきれるのかという実験をするような時間もなく、次のWAVE、コボルトリーダーの群れが出現した。

どうもコクトーです。


『刈谷鳴』

職業

『最大

 ビギナー(10) 格闘家(50) 狙撃手(50)

 盗賊  (50) 剣士 (50) 戦士 (50)

 魔法使い(50) 鬼人 (20) 武闘家(60)

 冒険者 (99) 狙撃主(70) 獣人 (20)

 狂人  (50) 魔術師(60) 薬剤師(60)

 神官  (50)

有効職業

 聖魔??の勇者Lv17/?? ローグ Lv50/70

 重戦士 Lv66/70 剣闘士 Lv55/60

 龍人  Lv11/20 精霊使いLv21/40 

 舞闘家 Lv31/70 大鬼人 Lv12/40 

 上級獣人Lv8/30 魔導士 Lv27/90

 死龍人 Lv2/20

非有効職業

 魔人  Lv1/20 探究者 Lv1/99

 狙撃王 Lv1/90 上級薬師Lv1/80

 呪術師 Lv1/80 死霊術師Lv1/100 』

こんなにハイペースでレベルが上がったのは久しぶりだなー(棒)


最近、今までメモ帳で管理していたスキルや職業レベルをエクセルでの管理に切り替える作業をしています。仕事ならともかく私生活までもエクセルなんか触りたくないって思ってたのでメモ帳だったんですが、やっぱエクセルって便利やなぁ(小並感)

1話からまとめ直してますが、まあレベルが前後しまくってますね。どこまで修正するかは今後考えます。まとめ直しも終わってないし…


ではまた次回

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