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明の森、休みです1




 ダンジョンから出て、館に帰ってくると、すでにユウカは帰ってきていた。


「お帰りなのじゃ。今日はどこまで行ったのかの?」


「ただいま。今日は25層までだよ」


「ユウカはどこに行ってたの? 昨日は『生の草原』だったっけ」


「そうじゃな。今日も『生の草原』じゃ。昨日今日で4度挑んだが、なかなかメイのように上位種や希少種はでてこないのじゃ」


「出ないのはいいことじゃないのか?」


「わしもそう思うのじゃがな。上はそうは思ってくれないのじゃ。出るならそれを確認せねば不安で仕方ないということなのじゃろうがな」


「ユウカ様やご主人様は力がありますからそうなりますが、力のない人からしたら不安で仕方ないですよ」


「その気持ちはわからんでもないが、ダンジョンが4つもあることはもともと知られておったのじゃなから、ここにおる者はそれを承知でいると思うのじゃがな」


「そうそう割り切れるものでもないだろうよ。自分の利益だけを求めてきてるようなやつもいるだろうし」


「そうかもしれんの」


「そういえば、ユウカはいつ頃帰ってきたの?」


「わしもついさっきじゃよ。そうじゃ、風呂を入れておったのじゃ。みんなで一緒に入るかの?」


「いいね。みん(・・)なで(・・)一緒に入ろうか」


「そうだね。私もボス戦で頑張って疲れたしみん(・・)なで(・・)入ろうよ」


みん(・・)なで(・・)、ですね」


お前ら(女性陣)で入ってこい。俺は後から入るから」


「なんじゃ、恥ずかしいのか?」


「うるせ」


「一緒に入ろうよー」


「いやだ。なんでこうなっちゃったかなぁ……」


 こっちの世界にきてから変わり果ててしまった幼馴染に落胆しながら、俺は一人自分の部屋に逃げ込んだ。





「今日はお主らは休みなんじゃよな?」


 次の日、ユウカとの朝の鍛錬が終わり、館へと戻る途中にユウカがそう尋ねてきた。


「昨日の晩飯の時に言わなかったっけ?」


「言っておったが、改めての確認じゃな。それで、どうじゃった?」


「休みだよ。明日から『明の森』の後半(25層)だから、俺はマナとヒツギとギルドで情報の確認の予定だ」


「キャラビーはいつものとこかの?」


「ああ。キャラビーも楽しそうだからな。結局夜に情報の最終確認はするし、それでいいよ」


「ふむ……それなんじゃが、わしが情報を提供するから、今日わしに付き合わんか?」


「どういうことだ?」


「今日は集まりに呼ばれておるのじゃが、それにメイも付き合ってくれんかという話じゃ」


「俺だけか?」


「うむ。今日そやつ来るかはわからんが、女にだらしない男もおるのじゃ。わしは所長時代にそのようなやつの対処はわかっておるが、かわいい2人を連れて行けばわかるじゃろ?」


「……簡単に想像できるわ。そして俺につっかかってくるんだろうな」


「その通りじゃ。よくわかっとるな」


「あんまり認めたくはないが、トラブル体質と呼んで差し支えないからな」


「おぬしの行く先行く先で何か起こっとるみたいじゃからな。まあほかのところでも毎日のようにいろいろと起きとるから、その一部じゃ。そこまで気にすることもなかろうて」


「そう言ってくれると多少は気が晴れるな。でも、普段はユウカだけで行ってたんだろ? 俺も行く必要があるのか?」


「ないと言えばないが、あると言えばあるという感じじゃの。今後第二段階に進むならば確実に会う連中じゃ。その時にもめないように顔を見せておくのは悪いことじゃないじゃろう」


「なるほどな。2人と相談してからでいいか? いつ頃出る予定だ?」


「朝食を食べたらすぐに出るつもりじゃ。朝食の席で話し合おうかの」


「そうしてくれ」


 そう話しているうちに、俺たちは館まで帰ってきた。時間を気にしてなかったのが悪いのだが、少し訓練が長引いてしまい、俺は『クリーン』で汗と汚れを消すだけになってしまった。一緒には入らないから仕方ないが、これからは気を付けよう。




 マナたちは俺たちが帰った時にすでに起きていたこともあり、ユウカが風呂から上がってきたのに合わせるようにして朝食を準備した。


「メイにはもう話したのじゃが、今日メイを貸してくれんかの?」


 朝食を食べ始めてすぐにユウカがそう切り出した。


「貸すって、ユウカは今日ダンジョンじゃないの?」


「今日は話し合いに呼ばれておっての。皆第二段階に挑んでおる連中じゃから、顔を見せておくのもトラブル防止によいと思っての」


「それなら私たちも行くよ。『マツノキ』として顔を出しておいたほうがいいと思うし」


「いや、なんか女に目がないやつが来るかもしれないらしいし、マナたちは行かせたくない」


「メイってば妬いてるの?」


「妬いてるわけじゃないって。来ない可能性もあるみたいだけど、もし来てて、お前らを連れてったら確実にトラブルが起こるだろ? 主に俺が絡まれて」


「ごめん、すごい想像できる」


「私も。メイのかっこいいところを見れるって考えたらちょっと見たい気もするけど、トラブルは嫌だなぁ」


「ご主人様なら簡単に対処できると思います」


「撃退するとこまで想像してるとこ悪いが、できればそれを避ける方向で動きたいんだよ」


「ならそもそも行かなきゃいいんじゃないの?」


「『明の森』の後半の情報と引き換えっていう条件なんだよ。ユウカはすでに攻略しているし、ギルドで集めた情報に経験談が加わればかなりいいと思わないか?」


「たしかに、経験談は重要だと思います。『明の森』ほど歴史があるものならば別でしょうが、ギルドの情報も完ぺきというわけではありません。特にトレントの見極めなどはユウカ様の経験談はためになると思います」


「それは俺も思う。一応一通り情報を見ているけど、正直そこまで詳しくは書いてなかった気がするし」


「そう言うならいいんじゃないかな? 正直、トレントを見破れなかった場合に一番危ないのって私だと思うし、それを防ぐためってことならむしろお願いしたいね」


「マナが賛成なら私も賛成でいいよ。メイには今度の休みの時に私たちの買い物の荷物持ちをしてもらうから」


「ちょっと待て、なんでそうなる!」


「ほんとは今日ギルドで情報集めして、午後からはみんなで買い物の予定だったんだから、埋め合わせは必要でしょ?」


「俺は初耳なんだが」


「マナと私とキャラビーでお風呂で話し合いしてたからね。一緒に入らなかったメイが悪いってことで」


「それはないだろ……」


「かっかっか。メイの負けじゃな。それじゃあメイを借りるからの。メイよ、あと15分もしたら出るからそのつもりで頼むのじゃ」


 こうして俺はユウカと一緒に話し合いに参加することが決まった。





 朝食の後片付けを終えて5分後、俺とユウカは館を出て町に向かった。話し合いは町の中心に近いところにある建物で行うらしい。


 門に入って、混み合う町の中を進むこと15分。俺たちは目的の建物にやってきた。周りにある建物が普通の一軒家ばかりということもあり、その倍近い大きさがあるその建物は非常に目立っていた。


「ここがその建物か」


「そうじゃ。結構大きいじゃろ」


「結構ってレベルじゃないけどな。ここに集まるのってどういうメンバーなんだ? 全員第二段階に挑んでるってことは聞いてるけど、他は知らないんだけど」


「そういえば言ってなかったの。言うなればトップ連中じゃな。4大ギルドを中心に、月に1度集まっておるのじゃ。毎回毎回来るのは違うが、この間は『赤の団』のティグレとアールムが来ておったぞ」


「たしかこの町の支部のトップだっけか?」


「さすがに知っておったか」


「どこかで聞いた気がする名前だったからな。今回も来るのか?」


「わしに聞かれても知らんよ。あ、誰かわからんかったら直接聞かずにわしに聞くのじゃ」


「頼むわ」


 俺たちは話を終えて建物の中に入って行った。




どうもコクトーです。


『刈谷鳴』

職業

『ビギナーLvMAX(10)

 格闘家 LvMAX(50)

 狙撃手 LvMAX(50)

 盗賊  LvMAX(50)

 剣士  LvMAX(50)

 戦士  LvMAX(50)

 魔法使いLvMAX(50)

 鬼人  LvMAX(20)

 武闘家 LvMAX(60)

 冒険者 LvMAX(99)

 狙撃主 LvMAX(70)

 獣人  LvMAX(20)

 狂人  LvMAX(50)

 魔術師 LvMAX(60)

 聖???の勇者Lv15/??

 薬剤師 Lv57/60

 ローグ Lv42/70

 重戦士 Lv44/70

 剣闘士 Lv41/60

 神官  Lv28/50

 龍人  Lv4/20

 精霊使いLv7/40

 舞闘家 Lv12/70

 大鬼人 Lv4/40

 死龍人 Lv1/20

 魔人  Lv1/20

 探究者 Lv1/99

 狙撃王 Lv1/90

 上級獣人Lv3/30

 魔導士 Lv1/90 』

最近書く時間が少ないのに書くペースが落ちている…。なんかすいません。


タイトルは別に何も思いつかなかったわけじゃありません。ほ、ホントダヨ?

明の森に挑んでいるときの休みの日の話だしこれでいいやーとかオモッテナイヨ?


ではまた次回

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