明の森です4
17層、18層、19層と、戦闘はあったものの、魔法で即殲滅していたこともあり、特に迷ったりすることもなく、スムーズに進むことができた。12回の戦闘すべてがベア系の群れだったため肉がかなり確保できたのはラッキーだな。
扉をくぐって20層に入ると、転移陣がある階層ということもあり、数組のパーティがいた。けがや疲れた様子は見られないし、さっき転移陣からやってきたところだろう。
幸い、帰還の転移陣の方は空いていたため、俺たちはすんなりとダンジョンの外に出ることができた。
ダンジョンを出た後、俺たちはまっすぐ館まで戻ってきた。時間的にすでに昼はすぎていたが、どうせこの後買物に行くのだからということで先に解体作業を始めることにした。
「じゃ、まずはベア系からかな。血抜きには時間がかかるし」
「血抜きに使える魔法とかあるといいのにね」
「そのような魔道具があるということは聞いたことがありますが、あまり使われないそうです」
「どうして?」
「私も詳しくは知りませんが、血を強制的に抜き出すために肉が悪くなることがあるそうです」
「肉を悪くしないために血抜きするのに、それで悪くなってたら本末転倒だもんな」
「時間がかかっても普通にやるのが一番ってことだね」
「そういうことになるね。よし、準備完了。メイ、フォレストベアたちを出して」
マナがクエイクを魔改造した魔法でフォレストベアたちを吊るすための台を作り上げた。モデルは以前モンガさんたちがワイバーンを吊るすのに使っていた装置だとわかるのだが、正直壁を作る魔法をどういじればこうなるのかがわからない。便利だからいいけどな。
俺がその台にフォレストベアたちを吊るすと、すぐに倒したときに切った首からドバドバと血が流れ出てきた。何体かはマナの魔法で額を撃ち抜かれて死んでいるために頭がついたままのもいるが、すぐにキャラビーが解体用の短剣で器用に切り落としていった。
「待ってる間に私とマナでフォレストビーの解体するよ。メイとキャラビーは周囲の警戒とこれの解体お願いね」
「了解。とりあえず10体分出しておくから、追加がいるならまた呼んでくれ」
少し離れた位置にフォレストビーの死体を出して、マナたちに後をまかせた。
「じゃあ俺たちもやるか」
「はい」
吊るしたフォレストベアたちの血が出きるのを待ち、俺とキャラビーも解体を始めた。
後半になるほど手馴れていき、1時間後にはすべての解体が終わった。フォレストビーたちの死体で売れないところはアンナが森に捨てに行ったため、焼いて処分する手間が省けた。血はどうしようもないからそのまま埋めた。
フォレストビーの針やベア系モンスターたちの毛皮や腕など、ギルドに売る分をキャラビーの魔法袋に入れて、残りの肉をアイテムボックスにしまうと、俺たちは町に向かった。
運よく門のところに列がなく、すぐに中に入ることができた。中に入った俺たちは、まっすぐギルドに向かって行った。
ギルドはいつもよりは多少すいており、素材買取のための列も7組くらいしか並んでいなかったため、すぐに俺たちの順番が来た。今回は傷などで減額されるものはなく、フォレストクイーンビーの素材があったこともあり、合計で銀貨87枚にもなった。ベア系の肉もあれば金貨にまで届いたかもしれない。今いるのが20層と考えるとめちゃくちゃ稼げたな。『善の洞穴』の時とは大違いだ。
ギルドから出ると、俺たちは遅めの昼食をとることにした。時間的に完全に昼のピークは越えていたので、入った店ですぐに席に着くことができた。さすがにお腹がすいていたから助かった。
のんびり昼食を食べた後、いろいろな店や露店をまわって、パンや野菜などを大量に買った。朝にキャラビーが言ったとおり、多くの店が売れ残りを大量に買ってくれるということでかなり割引してくれて、最終的に普段なら銀貨40枚はかかる量を銀貨17枚と、半額以下で確保できた。しばらくは買い出しをしなくてもよさそうなくらいだ。
その後、夕方までのんびりと町で過ごし、俺たちは館に戻った。
次の日も朝から『明の森』に向かった俺たちは、特に問題もなくダンジョン内を進み、3時前くらいには25層の転移陣を有効化するところまで進むことができた。
『明の森』の25層は、扉と転移陣があるところが広場になっており、そこからまっすぐに伸びている道の先にある大きな広場に25層のボスがいるという、ほかのダンジョンとは若干違う形式だった。『生の草原』や『貴の山』のようにはっきりとボスエリアが分けられているわけでも、『善の洞穴』のように扉をくぐった先の広場というわけでもない。なんとなくでしか分けられておらず、言うなれば最初の広場以外すべてがボスエリアという、非常に厄介な場所だった。
ボスのエルダートレント自体は広場までいかないと動き出さないが、倒した後、広場の周辺からある程度の距離にほかの組がいると次の層に進むことができなくなるようで、冒険者同士のルールとして、進んでいった先で誰かが挑んでいるときはボスのいる広場が見えない程度まで離れて待つというルールがあるが、ギルドで聞いたり、先輩の冒険者に教えてもらわなければわからないルールであるため、ここのところそのことを知っている冒険者と知らない冒険者との間でトラブルが発生しているようだ。
広場にいた冒険者から少し話を聞き、前に挑みに行った冒険者が30分近く前で、今はおそらく挑んでいる冒険者はいないとのことだったので、すぐにでも挑みに行くべく、エルダートレントの情報の共有をしながら広場への道を進んでいった。
どうもコクトーです。
『刈谷鳴』
職業
『ビギナーLvMAX(10)
格闘家 LvMAX(50)
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上級獣人Lv3/30
魔導士 Lv1/90 』
区切りまでと思ったらかなり短く(コクトー比)なりました。
次の区切りまで書いてたら今日中には投稿できなくなるから仕方ないのです。
ではまた次回




